ブライトンがリバプールMFミルナー獲得に接近、プレミア600試合以上出場の重鎮

2023.05.05 21:15 Fri
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日本代表MF三笘薫が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンが、リバプールの元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー(37)の獲得に本腰を入れるようだ。

ミルナーはリーズ・ユナイテッドでキャリアをスタート。スウィンドン・タウン、ニューカッスル、アストン・ビラ、マンチェスター・シティでプレー。2015年7月にリバプールに加入した。

ここまでリバプールでは公式戦328試合に出場し26ゴール46アシスト。プレミアリーグ通算でも615試合で55ゴール89アシストを記録する重鎮で、キャプテンも務めており、今シーズンもプレミアリーグで27試合に出場し1アシストを記録するなど、公式戦39試合で2アシストを記録している。
高いユーティリティ性を持ち、チームを支えるベテランだが、今シーズン限りで契約が満了。そのまま退団することが濃厚であり、イギリス『ガーディアン』によれば、ブライトンが獲得に近づいているという。

ブライトンはアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターが今夏移籍の可能性があり、そのためにも中盤を補強したい考え、ウォルバーハンプトンのFWジョアン・ペドロ(21)の獲得が決定的となっている中、来シーズンに向けた2人目の補強としてミルナーに接近中だという。

マク・アリスターの移籍とミルナーの獲得は関係ないとされているが、ヨーロッパの舞台に来シーズン臨むとなれば、経験豊富なベテランの加入は大きな力となりそうだ。

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ブライトン、譲歩せず! カイセド&マク・アリスターに119.3億円以上のプライスタグ

来る夏にチーム屈指のスターを失う話が後を絶たずのブライトン&ホーヴ・アルビオンだが、譲歩するつもりがないようだ。 今季途中に監督を引き抜かれたりもしたが、ロベルト・デ・ゼルビ監督のもとでポゼッションスタイルにより磨きがかかり、躍進を遂げるブライトン。手塩にかけて育て上げた選手の一部も必然的に注目度が高まり、ビッグクラブ行きの話と紐づく。 その中心なのがエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)とアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター(24)だ。カイセドを巡ってはアーセナルの関心が続き、マク・アリスターに至ってはリバプールと交渉中との報道も浮かび上がっている。 だが、カイセドと2027年までの契約を結び、マク・アリスターとも2025年までの将来を約束しているブライトンはイギリス『スカイ・スポーツ』によると、ともに移籍金7000万ポンド(約119億3000万円)以上の話があれば交渉に応じる姿勢だという。 ブライトンでは選手側に寄り添い、状況次第で退団を認めるスタンスもあるとのことだが、上記2選手とも契約内にリリース条項がない上、クラブ自体の安定した財政面や、来季の欧州カップ戦出場権に迫る状況から、売る際の条件にこだわる模様だ。 なお、ブライトンはワトフォードからブラジル人FWジョアン・ペドロ(21)をクラブレコードの3000万ポンド(約51億1000万円)を獲得。リバプールからも元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー(37)のフリー加入も決定的といわれている。 2023.05.06 17:35 Sat
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【プレミアリーグ第35節プレビュー】ニューカッスルvsアーセナルの上位対決! CL控えるシティは新生リーズと対戦

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ミルナーのブライトン移籍決定的に! クロップも別れを匂わす

リバプールに所属する元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー(37)のブライトン&ホーヴ・アルビオン移籍が決定的なものとなったようだ。 リバプールでは2015年から8シーズンを過ごすミルナー。通算320試合以上の出場数を誇るなかで、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルなどに貢献する鉄人だが、今季が契約切れとなる。 その契約を巡って動きなく、満了まであと2カ月のなか、最近ではブライトン行きの噂が話題に。そして、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現実のものとなるという。 ブライトンとの契約は2024年年6月までの単年になる模様。イギリス『インデペンデント』によると、リバプールのユルゲン・クロップ監督も別れを示唆するコメントを残している。 「ミリー、彼とはこの数カ月にわたって本当によく話し込んだ。彼は私がどれほど評価しているかをわかっている。チームの素晴らしい一員。もっと長く一緒に仕事をしたかった」 「彼が下した決断の結果。ミリーが話すだろう。わからないけどね。私からは何も言うことなどない。この7年半のポジティブな出来事はジェームズ・ミルナーなしでは起こりえなかった」 2023.05.06 08:55 Sat
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ブライトン、ワトフォードFWジョアン・ペドロをクラブレコードの50億円超えで獲得

ブライトン&ホーヴ・アルビオンは5日、ワトフォードのブラジル人FWジョアン・ペドロ(21)を獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの5年間となっている。イギリス『BBC』によると移籍金はクラブレコードの3000万ポンド(約51億1000万円)とのことだ。 ジョアン・ペドロは、フルミネンセから2020年1月にワトフォードに加入。ここまで公式戦109試合に出場し24ゴール9アシストを記録している。 センターフォワードを中心に、トップ下や左ウイングなどでもプレー。攻撃的なポジションを務めており、プレミアリーグでも31試合で3ゴール1アシストを記録している。 今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うチームを支え、35試合で11ゴール4アシスト。かかとのケガで離脱する時期もあったが、レギュラーとしてチームを支えていた。 ワトフォードは昇格を争っていたものの、今年に入って失速。現在は12位とプレミアリーグへの復帰する道は閉ざされていたが、ジョアン・ペドロは個人昇格を果たす格好となった。 2023.05.06 06:00 Sat
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「今日に限った話じゃない」…ルーク・ショー、PK献上反省も決定力不足を問題視

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFルーク・ショーがコメントした。 4日のプレミアリーグ第28節延期分でブライトン&ホーヴ・アルビオンのホームに乗り込んだユナイテッド。相手がボールを握る流れのなかで、チャンスがありながら仕留められず、最終盤に入ると、90+9分にルーク・ショーのハンドで献上したPKチャンスから決勝ゴールを許した。 勝てば3位浮上のチャンスを逃した痛みとともに、リーグ戦でシーズンダブルを許したブライトンだけでなく、5連勝で勢いづくリバプールにもトップ4滑り込みの望みを大きくさせる敗戦に。クラブ公式サイトによると、ショーが試合後、クラブ公式チャンネル『MUTV』に語った。 「彼らは素晴らしいチーム。今の順位はふさわしい力があるからだ」とブライトンの力を認めた上で、チームとして抱える決定力不足を露呈した試合と振り返るとともに、反省を口にしている。 「前半に何度かビッグチャンスがあったし、もっと試合が楽になったはず。ゴールを決めていれば、より楽になれたはずなんだ」 「それは今日に限った話じゃない。今季の多くの試合でそう。でも、言い訳なんてできない。最後にミスをしたのは明らかに僕だ」 「だから、それを素直に受け止めているし、もちろんながら残念に思っている」 この日もリサンドロ・マルティネスとラファエル・ヴァランの不在から、ビクトル・リンデロフとともにセンターバックとしてプレーした27歳はまた、改めて仕留める力の欠如に切り込んだ。 「守備面では本当にうまくやれたと感じる。ヴィックともうまくやれた感覚がある。でも、試合が終わる前に勝負を決めないとね」 「前半はチャンスが多かった。もちろん、彼らがポゼッションしてくるのは想定内だった」 「前半に3、4回のビッグチャンスがあったけど、シーズンを通じて、チャンスを生かせずにいる。それが毎試合で苦しむ理由だ」 2023.05.05 17:00 Fri
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