シティで存在感示す長谷川唯、英メディアが特集「退団したスターの穴を埋められるか。その答えは明白」

2023.05.04 21:30 Thu
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
マンチェスター・シティでプレーするなでしこジャパンのMF長谷川唯を、イギリス『スカイ・スポーツ』がピックアップしている。シティの女子チームは今オフに引退を表明した選手を含め、ルーシー・ブロンズキーラ・ウォルシュら8人の主力が抜けた。新加入選手も7人いて、その1人が長谷川だ。

長谷川の欠場したFA女子スーパーリーグ(FAWSL)開幕2試合をシティは落とした。だが、なでしこジャパンの司令塔をアンカーに据えて以降、チームは復調。チームによって消化試合数にばらつきはあるものの、シティはリーグ戦19試合を終えて14勝2分け3敗の2位に位置している。長谷川の登場以降はわずか1敗しかしていない。
2021年1月に海を渡った長谷川は、約半年間在籍したミランへクラブ初のUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)出場権を置き土産に、翌シーズンからウェストハムへ加入。シティには今季の移籍ウインドウ締め切り直前に電撃加入し、新天地ではアンカーとして定位置を確保している。

同メディアは長谷川のスタッツを5つ紹介。ファイナルサードでのパス成功数4位はポゼッション指向のチームスタイルもあってうなずけるが、目を惹くのはミドルサードでのボール奪取数がリーグ2位という数字だ。

加入当初に発した「周囲からは攻撃的な選手だと思われていますが、守備もできるところを見てもらいたいなと思います」という言葉を証明していると言っていいだろう。

「昨年はタイトルレースに参加できなかったので、今年は絡めてとても嬉しいですし、チャンピオンズリーグ出場権はもちろん、このチームでタイトルを獲得したいと思っています」

「リーグ優勝は他のチームにもよりますが、何が起こるかはわからないので、すべての試合に勝ち続け、できるだけ多くのゴールを決めなければならないです」

上位争いを楽しむ長谷川のコメントを紹介した『スカイ・スポーツ』は、「タイトル争いは混迷を極めるだろう」としながら、「シティが退団したスターの代わりを立てられているかという問題には、はっきりと答えられる。長谷川がすでにそうだ」と締めくくった。

シティの残り試合数は3だが、3ポイント差で追う首位マンチェスター・ユナイテッドとの直接対決も残している。得失点差では若干不利ではあるもの、何が起こるかわからないのがサッカー。UWCL出場権獲得、逆転での優勝へ向け、背番号「25」は国内外でさらなる注目を集めることとなるだろう。

1 2

関連ニュース
thumb

「信じられないほどの集中力」優勝へまた1歩前進のシティ、グアルディオラ監督は2ゴールのギュンドアンの姿勢に「感心している」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、リーズ・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 シティは6日、プレミアリーグ第35節でリーズをホームに迎えた。 未消化だった試合でも勝利したことで、勝てばアーセナルを完全に上回ることができるシティ。試合は19分、27分とイルカイ・ギュンドアンがネットを揺らし、幸先良いスタートを切る。 後半も残留を争うリーズ相手に危なげない試合を見せると、85分に1点を返されるも2-1で勝利。ギュンドアンは最後にPKでハットトリックの可能性があったが、これを失敗してしまうオマケもついていた。 グアルディオラ監督は、また1つ優勝に近づいたことについて言及。2ゴールの活躍を見せ、PKも蹴ったギュンドアンを称えた。 「我々が何のためにプレーしているのかを理解しているため、誰もが信じられないほどの集中力を見せていた」 「しかし、2-0になった時点で、相手に何も与えずに締めくくらなければいけない。コントロールがあれば、コントロールできる。関係ないと言いながらもだ。ギュンドアンは得点できたし、他のものはミスしていた」 「ただ、そういった話ではない。ギュンドアンが責任を持ってゴールを決めようとしていることに感心している。それが、私が持つ選手への最高の評価だ」 「通常、テイカーはテイカーであり、アーリング(・ハーランド)はスペシャリストであるため、それを蹴らなければいけない」 2023.05.07 13:15 Sun
twitterfacebook
thumb

ギュンドアン2発で新生リーズ撃破のシティがPL10連勝で首位堅持! CLマドリー戦へ弾みつける《プレミアリーグ》

プレミアリーグ第35節、マンチェスター・シティvsリーズが6日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが2-1で勝利した。 破竹の9連勝で首位に浮上したシティは、9日に敵地で行われるレアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグを控える中、17位のリーズとのホームゲームに臨んだ。 ミッドウィーク開催となった延期分のウェストハム戦を、ハーランドのプレミアシーズン最多ゴール達成の一撃などで3-0の完勝を収めたペップのチーム。10連勝での首位固めと共にマドリーとの初戦へ弾みを付ける勝利を目指したホームゲームでは、ハビ・グラシア前監督を解任し、サム・アラダイス新監督を招へいした新生ホワイツを迎え撃った。この一戦では前節からアケ、アルバレス、マフレズ、ハーランドを除く先発7人を変更。守護神エデルソンとデ・ブライネが復帰した一方、リコ・ルイスやラポルテといった控え選手が起用された。 並びは[4-5-1]も守備時に6バックで守る“ビッグ・サム”率いる新生ホワイツに対して、立ち上がりから相手陣内でハーフコートゲームを展開していくホームのシティ。中央のスペースを徹底的に消してくる相手の守備を揺さぶるべく外回りが基本も、要所で中央の選手へ縦パスを差し込みながらチャンスを窺う。 相手の出方を完全に確認した後、15分を過ぎた辺りからフィニッシュまで持ち込む場面を作り始めたシティは、個の力でゴールをこじ開ける。19分、右サイドに抜け出したマフレズが仕掛けてDFの視線を引き付けつつ、ペナルティアーク付近でボールを呼び込むギュンドアンに丁寧な横パスを通す。これをドイツ代表MFがゴール右下隅へ見事な右足ダイレクトシュートで突き刺した。 引いた相手守備をこじ開ける常套手段のミドルシュートで先手を奪ったホームチームは、以降も危なげなくゲームをコントロール。幾つかのフィニッシュシーンを経て、27分には再び同じ形から追加点を奪取。中央から右サイドへのスムーズな展開からタメを作ったマフレズがペナルティアーク付近のギュンドアンにラストパスを送ると、今度はワントラップからゴール左下隅の完璧なコースに右足シュートを突き刺した。 守備的に入りながらも同じ形からの連続失点で早くも勝ち点を持ち帰る可能性が限りなく低くなったリーズ。29分にはCKの流れからロカの正確なクロスをゴール前のマッケニーがドンピシャのヘディングで合わしたが、これはGKエデルソンのビッグセーブに阻まれた。 冷や汗をかいたものの2点差を維持したペップのチームは、大きく戦い方を変えない相手に対して圧倒的なボール保持で試合を落ち着かせる。また、控えGKロブレスの起用でやや連携ミスが目立つ相手守備の隙を突きながら、ハーランドらに試合を決める3点目のチャンスが訪れたが、決め切るまでには至らなかった。 後半も引き続き主導権を握るシティだったが、立ち上がりにアクシデント発生。アケがハムストリングの負傷の再発かピッチに座り込んでしまい、54分にウォーカーをスクランブル投入した。 その後、リーズが攻撃的な2枚替えを敢行して試合に動きが出そうな雰囲気が出始めると、62分にハーランドにビッグチャンス。中央で仕掛けたルイスから足元にパスをもらうと、スムーズな身のこなしからエリア外で足を振るが、このシュートは惜しくも右ポストに阻まれた。 その後は攻勢を強めるリーズの攻撃を危なげなく撥ね返していく一方、なかなかトドメの3点目を奪い切れないシティ。ボックス付近で幾度も見せ場が訪れるハーランドも、なかなか決定的な仕事ができない。 それでも、試合終盤の83分にはボックス内で仕掛けたフォーデンが投入されたばかりのストライクのファウルを誘ってPKを獲得する。しかし、ハットトリックを懸けてPKキッカーを務めたギュンドアンのシュートは惜しくも右ポストを叩いた。 すると、この決定機逸で流れが変わってしまい、直後の85分には守備陣が見せた一瞬の隙からゴール前に抜け出したロドリゴにGKとの一対一を制されて1点を返される。これで1点差となったことで、グアルディオラ監督はアルバレス、ギュンドアンを下げてベルナルド・シウバ、ロドリの投入で逃げ切り態勢に入った。 そして、リーズに2点目を許さずに試合をクローズしたシティがリーグ10連勝で首位をキープすると共に、週明けのマドリー戦へ弾みをつけている。 2023.05.07 01:01 Sun
twitterfacebook
thumb

「ここまでの出場時間がもう少し長かったら…」出番の少ないフィリップスについてペップが言及

マンチェスター・シティ1年目のイングランド代表MFカルヴァン・フィリップスは難しいシーズンを送っているが、挽回できる可能性もまだ残されていそうだ。ジョゼップ・グアルディオラ監督が練習態度を評価している。 昨夏リーズ・ユナイテッドからシティへと移籍したフィリップス。シーズン序盤に肩の手術で2カ月ほど戦線離脱したことも痛かったが、何よりスペイン代表MFロドリの牙城が高く、最近ではイングランド代表DFジョン・ストーンズが中盤の仕事をこなすことも多くなった。そのためフィリップスは今季プレミアリーグで未だ先発出場の機会を得ることができていない。 残り1カ月、シティはタイトルを懸けて戦っていく状況にあるため、今季中にフィリップスの出番が増える可能性は低いと考えられる。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、一部では今夏のシティ退団も噂されているようだが、グアルディオラ監督はフィリップスについて言及した。 「カルヴァンはいろいろな面で重要な役割を担ってきたが、あまりピッチには立っていない。いくつかの点において、もう少し適応する必要があるが、来シーズンどうなるか今は1秒たりとも心配していない。シーズンが終わればわかることだ。選手たちと話し合うことになる」 「選手たちからすれば、『もっと出場時間を増やしたい』とか、『現状に満足していない』ということもあるかもしれない。でも今は何も議論するつもりはない。誰もが重要な存在になりうるし、まだ試合はたくさんある。日を追うにつれ、彼らの疲れは溜まっている」 「カルヴァンについて文句を言うつもりはないが、あまりプレーしていなければリズムを掴むのは難しい。ジョン(・ストーンズ)とは7年、ロドリとは数年(4年)一緒に過ごしている。『ここやあそこに動いてほしい』といったちょっとしたディティールに関して、私は彼らに何も言う必要がない」 「カルヴァンのここまでの出場時間がもう少し長かったら、そういったリズムを掴むこともできていたかもしれないが、ロドリの調子が非常に良かった。彼らがこなす役割はとても重要で、だからこそ出場時間が足りないとそのサイクルを回すのが難しくなる。でもカルヴァンは常に注意を払っているし、そのサイクルを回そうといつだって柔軟な態度でトレーニングセッションに臨んでいる」 シティに馴染もうと努力を続けているというフィリップス。グアルディオラ監督はしっかりとその態度を見ているようだが、来シーズンを含めてチームの力になるための努力を続ければいずれチャンスは訪れそうだ。 2023.05.06 19:15 Sat
twitterfacebook
thumb

【プレミアリーグ第35節プレビュー】ニューカッスルvsアーセナルの上位対決! CL控えるシティは新生リーズと対戦

先週末に行われた第34節ではアーセナルとマンチェスター・シティの2強を含め、上位4チームが揃って勝利。また、ミッドウィーク開催となった第28節延期分では快勝したシティが首位に浮上している。 週明けにヨーロッパコンペティションの準決勝初戦を控える中で開催される今節は、3位のニューカッスル(勝ち点65)と2位のアーセナル(勝ち点78)による、優勝争いとトップ4争いの行方を左右する重要な上位対決が開催される。 サウジアラビア資本の下で積極補強を敢行した中、悲願のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が現実味を帯びてきたマグパイズ。先月半ばのアストン・ビラ戦では0-3の完敗を喫し、トップ4への重圧も想起されたが、以降はトッテナム相手の6-1の圧勝からいずれも3ゴール以上を奪って3連勝。直近6試合連続失点と前半戦の躍進を支えた堅守にかげりが見えるが、それを補って余りある攻撃力で好調を維持している。 新年初戦でゴールレスドローとなったアーセナルとの再戦では、共に2桁ゴール到達でハイレベルなポジション争いに加え、ここ最近では共演も見せるFWウィルソンとFWイサクの好調ストライカーに、自慢のプレー強度の高さ、圧倒的なホームサポーターの後押しを武器に2位チーム撃破を狙う。 対するアーセナルは前々節の頂上決戦での1-4の大敗を含め、4試合未勝利とシーズン最終盤の重要な局面で優勝への強烈な重圧を御することができず。それでも、仕切り直しの一戦として臨んだホームでのチェルシーとのダービーではMFウーデゴールの2ゴールの活躍などで3-1の完勝。絶不調の相手に後半はやや盛り返されたものの、残り4試合に弾みを付ける勝利となった。 絶好調の首位チームに少しでも圧力をかけたいアルテタのチームは、次節に難敵ブライトン戦を控えるものの、残り試合で最も勝ち点3を獲得するのが困難なのが、難所セント・ジェームズ・パークで行われる今回のアウェイゲーム。攻撃陣は好調を維持しているが、チェルシー戦で終盤に負傷交代したDFガブリエウに欠場の可能性があり、DFサリバに続いて主力DFを欠くことになれば、DFホールディングとDFキヴィオルのコンビでエディ・ハウのチームと対峙することになる。 その上位対決の前日に試合を行う首位のシティ(勝ち点79)は、9日に敵地で行われるレアル・マドリーとのCL準決勝1stレグを控える中、17位のリーズ(勝ち点30)とのホームゲームに臨む。ミッドウィーク開催となった延期分のウェストハム戦では一部主力を欠く相手に前半は攻めあぐねたが、FWハーランドのプレミアシーズン最多ゴール記録(35ゴール)達成の一撃などで3点を重ねて3-0の完勝。破竹の9連勝で1試合未消化ながらも首位に浮上した。 昨季、CLで衝撃的な敗退を喫した難所サンティアゴ・ベルナベウでの重要な初戦に万全の状態で臨むため、できるだけ省エネモードで10連勝を決めたいホームゲームだが、対戦相手はハビ・グラシア前監督を解任し、残留請負人として知られるアラダイス新監督を招へい。稀代のモチベーターであると共に、割り切って相手の長所を消してくる曲者が率いるチーム相手にハマーズ戦のように0-0の状況で試合が推移すると思わぬ事故に遭う可能性もあり、前半から飛ばしていきたい。なお、MFデ・ブライネはトレーニング復帰しており、少なくともベンチ入りは確実だ。 4位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点63)は、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝1stレグのAZ戦を控える15位のウェストハム(勝ち点34)と対戦する。 前節は好調アストン・ビラとのタフな一戦を1-0の勝利で飾ったユナイテッドだったが、ミッドウィーク開催となった延期分のブライトン戦では先日のFAカップ準決勝で激闘を演じた相手に苦戦。0-0でのタイムアップ直前にDFショーのハンドで与えたPKを決められて0-1の敗戦を喫した。この取りこぼしにより、1試合消化試合は少ないものの、5位のリバプール(勝ち点59)とのポイント差が「4」に縮まっており、トップ4死守へ残り5試合では全く気が抜けない状況に。とりわけ、直近の公式戦5試合でわずかに3ゴールと湿りがちな攻撃は気がかりな点だ。 対するウェストハムはECL制覇を強く望む一方、降格圏とのポイント差はわずかに4ポイント。直近のシティ戦をいずれも体調不良で回避したMFライスとMFソウチェク、DFアゲルドの3選手は復帰が濃厚となっており、ホームの後押しを生かして難敵からの勝ち点奪取を狙う。 今季初の5連勝で逆転でのトップ4フィニッシュに望みを繋いだリバプールは、9位のブレントフォード(勝ち点50)を相手に6連勝を狙う。前節のトッテナム戦を劇的4-3の勝利で飾ったクロップのチームは、ミッドウィーク開催となった延期分のフルアム戦でもホームで1-0の勝利。パフォーマンス自体は低調だったが、エースFWサラーのPKによるゴールを守護神アリソンの好守で守り切った。前回対戦で1-3と完敗した曲者ビーズとのリベンジマッチでは、再びアンフィールドの力を借りながらしっかりと勝ち切りたい。 そのリバプールと4ポイント差も2試合未消化で同じくトップ4圏内浮上の可能性を残す6位のブライトン(勝ち点55)は、降格圏の19位エバートン(勝ち点29)を相手に3連勝を狙う。前述のユナイテッド戦を守護神スティールの再三のビッグセーブ、MFマク・アリスターのラストプレーでのPK弾で競り勝ったシーガルズでは、MF三笘薫ら主力の安定したパフォーマンスに加え、ここに来てFWエンシソやFWウンダブ、MFブオナノッテら控えのアタッカー陣が存在感を示しており、日程面ではかなり厳しいが、ホームでトフィーズ相手の勝ち点3は堅いか。 4戦未勝利で7位に転落したトッテナム(勝ち点54)は、11位のクリスタル・パレス(勝ち点41)とのダービーで新体制初白星を目指す。前節は難所アンフィールドで3点差を追いつく気概を見せたが、直後にミス絡みで喫した失点によって痛恨の敗戦となった。ホジソン新監督就任以降、4勝1分け1敗と完全復調のイーグルスとの一戦では3試合連続で前半10分以内に失点を喫する脆弱な試合への入りの改善が急務。まずはそこを乗り切れれば、好調の攻撃陣の力をもってすれば、ホームでの勝ち点3獲得は十分に可能だ。 最後に、アーセナルとのダービーに完敗し、新体制で泥沼の6戦全敗となった12位のチェルシー(勝ち点39)は、同勝ち点で13位のボーンマスとのアウェイゲームで初勝利を目指す。ランパード暫定監督の下、やることすべてがうまくいかない苦境のブルーズは、リーグ最後の3試合がマンチェスター勢とニューカッスルとの対戦となっており、現体制で勝機が見いだせるのは残留圏内に近いチェリーズとの今節と、次節のノッティンガム・フォレスト戦の2試合のみ。後者が残留争いの渦中にいることを考えれば、アウェイとはいえども今節は何とか勝ち点3を掴みたいところだ。 ◆プレミアリーグ第35節 ▽5/6(土) 《23:00》 ボーンマス vs チェルシー トッテナム vs クリスタル・パレス ウォルバーハンプトン vs アストン・ビラ マンチェスター・シティ vs リーズ 《25:30》 リバプール vs ブレントフォード ▽5/7(日) 《24:30》 ニューカッスル vs アーセナル 《27:00》 ウェストハム vs マンチェスター・ユナイテッド ▽5/8(月) 《23:00》 フルアム vs レスター・シティ 《25:30》 ブライトン vs エバートン 《28:00》 ノッティンガム・フォレスト vs サウサンプトン 2023.05.06 12:36 Sat
twitterfacebook
thumb

シティを保有するCFG、多くのJリーガーもプレーしたブラジルのバイーアを買収…13番目のクラブに

マンチェスター・シティを所有するシティ・フットボール・グループ(CFG)は4日、ブラジルのバイーアの株式の買収を実施。90%を保有することとなった。 なお、これでCFGのグローバル・ネットワークにおける13番目のクラブとなった。 CFGの最高経営責任者(CEO)であるフェラン・ソリアーノ氏はコメントしている。 「今日、エスポルチ・クラブ・バイアとシティ・フットボール・グループの間の刺激的な新しい長期的関係の初日を祝う。このような美しい歴史と情熱的なファンを持つクラブを、我々のグローバルファミリーに迎えることができて光栄だ」 「フットボールチームとしてのバイーアの遺産と、バイーアのコミュニティにおけるそのルーツは、我々が一緒に素晴らしいものを構築するための信じられないほどの基盤だ。これから、我々はバイーアがその可能性を最大限に発揮できるように支援する旅を始めるが、その一方で、この土地を祝福し、ブラジルのサッカーを世界で最もエキサイティングなものにするエネルギー、その人々、その起源に忠実であり続ける」 「シティ・フットボール・グループは、その経験、知識、技術、情熱をすべて持ってバイアをサポートしていく」 バイーアは、1931年に設立されたクラブで、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)では1988年に優勝している。 Jリーグとも関係が深く、清水エスパルス、藤枝MYFCでプレーしたGKシジマールやFC東京、湘南ベルマーレでプレーしたDFジャーン、川崎フロンターレや鹿島アントラーズでプレーしたFWジュニーニョ、名古屋グランパス、サンフレッチェ広島、大分トリニータでプレーしたFWウェズレイらも所属した。 現役選手でも名古屋のFWマテウス・カストロや横浜F・マリノスのFWエウベル、アビスパ福岡のDFドウグラス・グローリ、鹿島のMFアルトゥール・カイキなどもプレーしたことがあるクラブだ。 バイーアはすでにCFGの一部と報じられていたが、公式発表のタイミングがここまでずれ込むこととなった。 なお、CFGはマンチェスター・シティをはじめ、メルボルン・シティ(オーストラリア)、ニューヨーク・シティ(アメリカ)、横浜F・マリノス、ジローナ(スペイン)、モンテビデオ・シティ・トルケ(ウルグアイ)、四川九牛(中国)、ムンバイ・シティ(インド)、ロンメル(ベルギー)、トロワ(フランス)、クルブ・ボリバル(ボリビア)、パレルモ(イタリア)を保有。全体で13番目、南米で3クラブ目となった。 2023.05.05 18:40 Fri
twitterfacebook