「長谷部→鎌田のホットライン」「うますぎ」鎌田大地が約3カ月ぶりの技ありゴール、チームは決勝に進出「タイトルの置き土産を」

2023.05.04 10:05 Thu
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が久々のゴールを記録した。3日、DFBポカール準決勝でフランクフルトはシュツットガルトと対戦。鎌田とMF長谷部誠は先発出場。シュツットガルトもMF遠藤航、DF伊藤洋輝が先発出場。MF原口元気はベンチ入りも出番はなかった。

決勝進出を懸けた日本人対決。試合はホームのシュツットガルトが先手を奪う。
1-0で前半を終えると、51分にエバン・エンディカのゴールでフランクフルトが同点に追いつくと、55分に鎌田と長谷部が大仕事をやってのける。

自陣でボールを持った長谷部がそのまま持ち上がり敵陣へ侵入。そこから鎌田に斜めのパスを出すと、鎌田は相手に寄せられボールを失うかと思われたが、そのまま持ち出して前進。最後はアタカン・カラソルの股間を抜くグラウンダーのミドルシュートを決め、逆転に成功する。

その後、77分にランダル・コロ・ムアニがPKを決め1-3とし、最終的には2-3でフランクフルトが勝利。RBライプツィヒのまつ決勝へと駒を進めた。

鎌田にとっては2月7日のDFポカール ラウンド16のダルムシュタット戦以来、約3カ月ぶりのゴール。今シーズン限りでの退団が決まっている中での大きなゴールとなった。

ファンは「恩返しのゴール」、「ずっと待ってた」、「鎌田うますぎ…」、「長谷部→鎌田のホットライン」、「カップ戦キラーだな」、「タイトルの置き土産を」とコメント。また、パスを出した長谷部にも「さすがすぎる」、「永遠にこの人いるな」、「長谷部がすごい」とキャプテンを務め、ゴールをアシストしたプレーに称賛の声が集まっている。

1 2

関連ニュース
thumb

【ブンデスリーガ日本人】日本人3人が先発のシュツットガルトが最下位相手に敗戦…降格圏の16位に後退

ブンデスリーガ第31節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガにはフランクフルトのMF鎌田大地、DF長谷部誠、シュツットガルトのMF遠藤航、DF伊藤洋輝らに加え、ボルシアMG、フライブルク、シャルケに加入したMF板倉滉、MF堂安律、DF吉田麻也3選手が新たに参戦。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、今回の第31節では長谷部、鎌田、遠藤、伊藤、原口、浅野が先発出場した。 残留争いに巻き込まれるシュツットガルトは、アウェイで最下位に沈むヘルタ・ベルリンと対戦。遠藤、伊藤、原口の日本人3選手が先発したシュツットガルトは、29分にCKの流れからケンプフにヘディングシュートを決められ、先制を許してしまう。 それでもシュツットガルトは38分、ソサの左クロスをファーサイドのヴァグノマンがワントラップから折り返すと、最後はギラシーがゴールに流し込み、試合を振り出しに戻した。 1-1のまま前半終了かと思われたが、シュツットガルトは前半終了間際にFKからニーダーレヒナーにゴールネットを揺らされ、ヘルタに勝ち越されて前半を終えた。 迎えた後半もシュツットガルトがボールを持つ流れとなるも膠着状態が続く中シュツットガルトは72分にボックス左に侵入した伊藤がシュートに持ち込みかけるが、相手DFのブロックに阻まれた。 さらに84分、遠藤が際どいミドルシュートを放ったがわずかに枠を外れ、1-2で敗戦。残留争いのシックスポインターを落としたシュツットガルトは、16位に後退している。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽5/6 ボルシアMG 2-0 ボーフム ◆出場停止 ★鎌田大地[フランクフルト] ▽5/6 ホッフェンハイム 3-1 フランクフルト ◆フル出場 ★長谷部誠[フランクフルト] ▽5/6 ホッフェンハイム 3-1 フランクフルト ◆フル出場 ★堂安律[フライブルク] ▽5/6 フライブルク 0-1 ライプツィヒ ◆ケガのため欠場 ★吉田麻也[シャルケ] ▽5/5 マインツ 2-3 シャルケ ◆ベンチ入りも出場せず ★上月壮一郎[シャルケ] ▽5/5 マインツ 2-3 シャルケ ◆ケガのため欠場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽5/6 ヘルタ・ベルリン 2-1 シュツットガルト ◆フル出場 ★遠藤航[シュツットガルト] ▽5/6 ヘルタ・ベルリン 2-1 シュツットガルト ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽5/6 ヘルタ・ベルリン 2-1 シュツットガルト ◆57分までプレー ★浅野拓磨[ボーフム] ▽5/6 ボルシアMG 2-0 ボーフム ◆フル出場 2023.05.08 06:00 Mon
twitterfacebook
thumb

DFBポカール決勝進出もフランクフルト、ホッフェンハイムに完敗でリーグ戦10試合勝ちなし…鎌田はPK献上《ブンデスリーガ》

フランクフルトは6日、ブンデスリーガ第31節でホッフェンハイムとのアウェイ戦に臨み、1-3で完敗した。フランクフルトのMF鎌田大地とDF長谷部誠はフル出場している。 前節アウグスブルク戦を引き分け、リーグ戦9試合勝利のない9位フランクフルト(勝ち点43)は、3日前に行われたDFBポカールではシュツットガルトを下して決勝に進出した。そのフランクフルトは鎌田と長谷部が揃って先発となった。 14位ホッフェンハイム(勝ち点29)に対し、[3-4-2-1]で臨んだフランクフルトは鎌田がボランチ、長谷部がリベロでスタート。 そのフランクフルトは8分に失点。ガイガーのクロスからバウムガルトナーにヘディングシュートを決められた。 失点したフランクフルトはボールこそ持つものの好機を作るには至らない。すると35分にはピンチ。ロングカウンターの流れからクラマリッチにバー直撃のシュートを打たれた。 しかし39分、鎌田がPKを献上すると、これをクラマリッチに決められてしまう。さらに追加タイムにはロングスローの流れからベブにもゴールを許し、3点のビハインドで前半を終えた。 迎えた後半、54分にゲッツェが一矢報いるゴールを挙げたものの、フランクフルトは1-3で完敗。リーグ戦10試合勝ちなしとなった。 2023.05.07 04:04 Sun
twitterfacebook
thumb

17歳の逸材をドイツ2クラブが狙う? オファーは22億円超、PSGは契約延長を目指す

パリ・サンジェルマン(PSG)が期待の逸材の慰留に動くようだ。 世界的なスター選手を集める印象が強いPSGだが、アカデミー出身の若手も有望株が多い。10代の選手も試合で起用するなどしている中、今夏の移籍市場で注目を集めている選手がいる。 それはU-19フランス代表DFエル・シャダイル・ビチャーブ(17)。PSGのアカデミー育ちで、今シーズンからファーストチームに昇格。ここまで公式戦16試合に出場している。 センターバックやサイドバック、ボランチでもプレーできるビチャーブはリーグ・アンで10試合、チャンピオンズリーグ(CL)でも1試合プレーするなど、今季14試合に出場している。 逸材とも言われるビチャーブは、2024年6月までクラブとの契約を残している状況。ただ、フランス『レキップ』によると、フランクフルトとドルトムントが獲得に向けてオファーを出したという。 両クラブはボーナスを含めて1500万ユーロ(約22億7000万円)を超えるオファーを出しているとのこと。残り1年となるタイミングで獲得を目指しているという。 ただ、PSGも売りに出す気はなし。ビチャーブを説得し、契約延長へと漕ぎ着けたい状況だが、本人が移籍を望めば手放さざるを得なくなるかもしれない。 2023.05.06 12:05 Sat
twitterfacebook
thumb

バイエルンはコロ・ムアニを狙う? トゥヘル監督が言及避ける「今話題にするテーマではない」

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、選手獲得についてやんわりと否定した。 今シーズンは熾烈な優勝争いを繰り広げているバイエルン。ユリアン・ナーゲルスマン監督を解任し、急遽就任したトゥヘル監督は、リーグ優勝に向けて残りのシーズンを戦う。 2位のドルトムントとはわずか1ポイント差、3位のウニオン・ベルリン、4位のフライブルクとは6ポイント差と、取りこぼせば一気に転落する可能性もある状況だ。 その中で話題になっているのが夏の補強。フランクフルトのフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(24)に関心を寄せていると大きく報じられている。 コロ・ムアニは今シーズンからフランクフルトでプレー。ここまで公式戦41試合で21ゴール15アシスト。フランス代表にも急遽招集されてカタール・ワールドカップ(W杯)に出場し、代表初ゴールも記録している。 週末のブレーメン戦に向けた記者会見に出席したトゥヘル監督は、「コロ・ムアニを獲得するのか?」という質問に対し、やんわりと否定した。 「私は話したいと思わないし、確認することもできない」 「今話題にするテーマではない」 この時期に他クラブの選手について話すことは、どの監督も拒否するが、だからと言って獲得を否定したことにはならない。 ドイツ『スカイ・スポーツ』は「少しややこしいように聞こえるかもしれないが、これは優れた外交的解決策であり、ポーカーゲームの一部だ」とし、ただの駆け引きでしかないとした。 ここまで具体的にクラブ間での交渉はなし。ただ、パリ・サンジェルマン(PSG)やマンチェスター・ユナイテッドなど多くのクラブが獲得に動いている状況。ストライカー不在を解消したいクラブとしては抑えたい選手の1人ではありそうだ。 2023.05.05 22:05 Fri
twitterfacebook
thumb

「良い意味で期待を裏切りたい」鎌田大地、退団決定後の周囲の見方に言及…貢献誓う「良い結果を得られるように、何か助けになれれば」

フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が、改めてフランクフルトへ全てを捧げることを誓った。 3日、DFBポカール準決勝でフランクフルトはシュツットガルトと対戦。鎌田とMF長谷部誠は先発出場。シュツットガルトもMF遠藤航、DF伊藤洋輝が先発出場。MF原口元気はベンチ入りも出番はなかった。 鎌田は1-1で迎えた55分、敵陣で長谷部からのパスを受けると、相手をかわしてドリブルスタート。そのまま持ち込み、股抜きのミドルシュートを記録し、逆転ゴールを奪った。 実に3カ月ぶりのゴールとなった鎌田。チームは2-3で勝利し、RBライプツィヒの待つ決勝へと駒を進めた。 このところ結果を残せていなかった鎌田。シーズン終了後の退団が決定し、「気持ちがない」などの批判を受けることもあったが、試合後のインタビューでもその件について言及。シーズン終了までは全てを捧げ、そういった声を良い意味で裏切りたいとした。 「自分が退団すると発表してから、周りからは『僕はもうここにいない』とよく言われますが、僕はチームのために、シーズンが終わるまではフランクフルトのためにやりたいと思っています。そういう人たちの言っていることを良い意味で期待を裏切りたいと思います」 「間違いなく僕自身は最後のフランクフルトの試合が終わるまでは、フランクフルトのために全力で戦いたいと思っていて、フランクフルトの力になれたということは、自分にとって素晴らしい日になりました」 「まだ決勝とリーグが残っているので、最後までフランクフルトが良い結果を得られるように、何か助けになれればと思います」 約3カ月ぶりのゴール。前半戦は素晴らしいペースでゴールを重ねていたこともあり、後半戦の低調ぶりがよりクローズアップされることになった。 鎌田はその点にも言及。周りの目が変わったとしながらも、ここまでチームのためにやってきた結果が、この試合でのゴールにつながったとした。 「前半戦は上手く点が取れすぎたというのと、『こんなことは続かない』とよくメディアに話していましたが、やっぱり見られ方としてはボランチで出ようがトップ下で出ようが点を取れないと良くないとか、僕がこのチームから旅立つと決めてから、そういう見られ方をよくしていました」 「リーグでなかなか点が取れなかったですが、こうやってフランクフルトにとって大事なタイミングで大事なゴールを決められたというのは、僕自身が間違いなく毎日のトレーニングからフランクフルトのために、自分自身のために取り組んできた成果だと思うし、こういうことはやっぱり続けていくべきかなと思います」 ブンデスリーガでは残り4試合で上位との差を縮めるのは難しい状況。DFBポカールを制すれば、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得できるだけに、RBライプツィヒとの決勝が大事になってくる。 <span class="paragraph-title">【動画】鎌田大地が試合後インタビューで心境語る(日本語)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Hzh-iH-6a-8";var video_start = 187;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】長谷部誠のパスから、約3カ月ぶり鎌田大地が久々の技ありゴール!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="hOsN4GNViec";var video_start = 218;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.05 13:55 Fri
twitterfacebook