ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF
三笘薫が来季の欧州カップ戦出場を目指した。
今季途中に監督交代も起きたが、プレミアリーグではシーズンを通じて上位につけるブライトン。3つの未消化試合を残すなか、暫定8位と欧州カップ戦出場圏内も見渡せるポジションにいる。
4日の第28節延期分ではFAカップ準決勝でPK戦の末に涙したマンチェスター・ユナイテッドとのリベンジマッチとなるなか、三笘がイギリス『スカイ・スポーツ』で思いの丈を語っている。
「FAカップでの悔しさは今も忘れてはいません。今回であの結果を覆せたらなと。同時に、まったく別物になるだろうし、違う試合として受け止めたいです」
また、チームの戦いぶりにも「僕らみたく後ろからビルドアップして、自信をもってプレーできるチームはそう多くないです」と語り、欧州カップ戦の出場権獲得に力を込めている。
「僕らのようなチームがチャンピオンズリーグ(CL)に出れば、世界に向けた魅力的なフットボールスタイルのアピールになると思います」
「最多勝ち点というのは嬉しいですけど、一番大事なのはシーズンの終わりに自分たちがどのポジションにいるか。ファンに喜んでもらうためにも、来季は欧州カップ戦の出場権を掴む必要があります」
また、自身を含む主力数名がベンチスタートだったなか、快勝した先のウォルバーハンプトン戦にもチーム力の表れとつつ、
ロベルト・デ・ゼルビ監督の采配に理解を示している。
「誰がピッチに立っても、自分たちの高い水準を示せるという自信があります。それは監督から言われてもいますし、素晴らしい結果に繋がりました」
「個人としてはもちろん、全試合に先発したいですけど、2連敗の後は受け入れないといけません」
そして、今季の締めくくりについては「全勝ですね。そのためには最高の準備が必要ですし、シーズンの終わりにみんなが笑顔でいられるのが大切」と続け、一戦必勝の姿勢を打ち出した。
「今はとても拮抗した戦いが続いていますし、試合ごとに順位表をチェックしています。でも、僕らの焦点は次の試合に勝つことなので、1試合1試合に集中しようとしています」
