フランクフルト、オーストリアで躍動のFW中村敬斗獲得に迫る?

2023.05.04 08:00 Thu
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Getty Images
フランクフルトが、LASKリンツの日本人FW中村敬斗(22)の獲得に近づいているようだ。

中村は今季のオーストリア・ブンデスリーガで17試合10得点5アシスト、カップ戦を合わせると26試合で13得点7アシストを記録。この活躍により、リバプールやPSVなど欧州各国のクラブから関心が寄せられている。

オーストリア『Kronen Zeitung』によれば、ヨーロッパリーグ王者のフランクフルトが中村の獲得に迫っているという。なお、すでにに両クラブの話し合いは始まっており、フランクフルトは500万ユーロ(約7億5000万円)の移籍金で獲得を目指しているようだ。
2021年夏にガンバ大阪から50万ユーロ(約7500万円)でLASKに加入した中村は、2025年まで契約を残している。

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わずか4分でも大きな一歩。A代表デビューで「絶対生き残る」と決意した中村敬斗の今【新しい景色へ導く期待の選手/vol.7】

24日の第2次森保ジャパン初陣・ウルグアイ戦(東京・国立)の後半44分。三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)と交代し、記念すべきA代表デビューを飾ったのが、背番号7をつける中村敬斗(LASKリンツ)だった。 「同じポジションに三笘選手がいて、どう交代してもらえるのか分からない中で、少しでも使ってもらえたことはすごく大きい」 こう語る彼は「千載一遇のチャンスだ」と捉え、堂々とピッチに立ち、猛然と敵を追い回した。ロスタイムには先制点を挙げたMFバルベルデ(レアル・マドリード)にハイプレスに行き、DFゴンサレス(マジョルカ)とMFカルバジョ(グレミオ)に寄せられながらも粘って橋岡大樹(シント=トロイデン)にパス。FKを得るきっかけを作った。 「球際に1つ勝っただけで、次のコロンビア戦(28日=大阪・ヨドコウ)に挑む気持ちは変わりますよね。もちろん十分な時間ではなかったけど、代表というものを感じるというか、次の試合に向けてのメンタル面も含め、僕にとっては十分な時間だった。絶対に代表に生き残っていきたいなという気持ちが一層強くなりました」と年代別代表の頃からの悲願だったA代表の一歩を踏み出した22歳のアタッカーは毅然と前を向いた。 ここまでの道のりは順風満帆とは言えなかった。2017年U-17W杯(インド)と2019年U-20W杯(ポーランド)に出場し、17歳でガンバ大阪入り。19歳になったばかりの2019年夏にはオランダ1部・トゥベンテへレンタル移籍し、PSVとアヤックス相手にゴールを奪うという鮮烈な欧州デビューを飾った中村だが、徐々に出番を減らすことになった。 2020年夏にはシント=トロイデンに新天地を見出すも、ほとんど出番を得られず、2021年2月にはオーストリア2部のFCジュニアーズへ。「早く世界トップに駆け上がりたい」と焦燥感にかられていた男が格下リーグへ行くというのは、やはり大きな決断だったに違いない。 「試合に出ることを優先した選んだ道でした」と本人は言う。そこで地道に1つ1つキャリアを積み上げる重要性を再認識したはずだ。「あまり先のことを考えず、目先のことを一歩ずつこなしていこうと考えて、ここまで来ました」と中村も神妙な面持ちでコメントしていた。 かつて南野拓実(モナコ)も自己研鑽に務めオーストリアという国で自分と徹底的に向き合ったことで、ゴールにつながるチャンスメーク、クロスに飛び込んで得点を奪う飛び出しなど、ペナルティエリア付近での仕事に磨きをかけることができた。その成長を認められ、同年夏には提携クラブのLASKリンツに引っ張られ、ガンバから完全移籍。ようやくオーストリア1部で落ち着いてプレーできる環境を手に入れた。 それから2年近くが経過した今、中村は今季公式戦14ゴールという数字を残すと同時に、オフ・ザ・ボール時の切り替えや運動量、守備の強度などをブラッシュアップさせ、幅広いプレーのできる選手へと変貌。その一端を今回の代表合宿中のトレーニングでも示している。 「現代サッカーはどのチームも切り替えとか守備の強度が基盤にある。そのうえにテクニックや戦術があるので、まずは戦うところじゃないですか」といった言葉が口を突いて出てくるあたりは、紛れもなく大人のフットボーラーになった証拠。10代の頃は武器であるシュート力や推進力に依存しがちなアタッカーだっただけに、欧州での苦労や挫折が彼を大きく変えたのだろう。 心身ともに充実した状態で参戦している今回の森保ジャパン。2022年カタールW杯を経験した先輩たちも多く、彼らから吸収できることも多いという。 「シント=トロイデンで一緒にやっていたシュミット・ダニエルさんにはすごくよくしてもらっていますし、同じポジションの三笘選手には試合が終わった後もアドバイスをもらったりしました。個人戦術の話なんですけど、学ぶことがいっぱいで、この代表活動はすごく有意義なものになっていますね」 年長者だけでなく、年代別代表時代から共闘してきた同世代からも刺激を受けている。同じ2000年生まれの菅原由勢(AZ)と瀬古歩夢(グラスホッパー)はウルグアイ戦でスタメンを勝ち取っているし、谷晃生(G大阪)も東京五輪全6試合に出場した実績がある。そして1つ下の久保建英(レアル・ソシエダ)も今季スペイン1部で5ゴール3アシストという目覚ましい数字を残している。 「タケと一緒にやるのは、2018年12月のU-19代表のブラジル遠征以来じゃないかな。メチャクチャうまいと思いますよ。特別な選手じゃないですかね」とリスペクトを口にする。次戦ではその久保と共演する可能性がある。10代の頃コンビを組んだ盟友に負けじと、中村はパンチ力あるシュートで見る者を魅了すべきだ。 ここからは2000年生まれ世代が台頭し、日本代表を押し上げていかなければ、輝かしい未来は開けてこない。攻撃陣唯一の初招集となった背番号7にはそれだけのポテンシャルがある。我々の度肝を抜くようなプレーで代表定着を手にしてほしいものである。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。</div> 2023.03.26 21:35 Sun
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「めちゃくちゃ嬉しい」予想より早い日本代表初招集の中村敬斗、今季14発の理由は「磨きをかけた」自身の武器

22日、日本代表はキリンチャレンジカップのウルグアイ代表戦に向けて千葉県内でトレーニングを実施した。 カタール・ワールドカップ(W杯)後初の活動となった今回のトレーニングキャンプの3日目。FW前田大然(セルティック)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)は全体トレーニングには姿を見せなかった。 練習後、今シーズンは公式戦14ゴールを記録し、初招集を受けたFW中村敬斗(LASKリンツ)が心境を語った。 「今日初めての練習だったので、そんなにあまり感じることはなかったですが、練習が始まる前はどれだけレベルが高いのか分からなかったので緊張もありました」 「練習が始まったらやるだけだったので、良かったかなと思います」 初めての日本代表に少し緊張もあったという中村。「正直まだ分からないです」とレベルの高さは感じられていないとし、「みんな到着して明後日試合で、100%でやっていない選手もいるので、試合をやらないと分からないです」と、今後の活動でわかってくるだろうとした。 中村は2018年2月にガンバ大阪に入団。1年半後の2019年7月にエールディビジのトゥベンテへとステップアップ。しかし、その後はシント=トロイデン、そしてオーストリア2部のFCジュニアーズへと移籍。2021年8月にLASKへと完全移籍した。 こうして日本代表までたどり着いたことについては、「W杯が終わって、正直今シーズン自チームで活躍して、夏にステップアップしてその後に代表かなと思っていたんですが、こういうタイミングで呼んでいただいてめちゃくちゃ嬉しいですし、なんとか生き残りたいです」と、自身の予想よりは早い招集だったと明かした。 オーストリア2部に移籍した理由については「まず試合に出ることを優先しての移籍でした」と語る中村。結果、LASKのセカンドチームということもありすぐに昇格し「こうして代表に呼ばれたので、正解だったのかなと思います」と、カテゴリーを下げたことも正解だったと感じているという。 そのオーストリアで変化したことについては「特に自分の意識で変えたわけではないですが、自分のプレースタイルというのを確立できたかなと思います」とコメント。「ゴールに繋がるようなプレー、チャンスメイク、クロスに入る、ペナルティエリア付近でのプレーが自分の魅力なので、そこに磨きをかけました」と、磨いたものが数字として残る今シーズンは手応えを感じているようだ。 「プロになってなかなか数字として出ていなくて、厳しい世界だと感じていました。今シーズン結果が出てきているので嬉しいです」 若くして多くの経験をしている中村。ビッグクラブも関心を寄せるアタッカーが日本代表で何を見せるのか注目が集まる。 2023.03.22 23:50 Wed
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「スペシャルな特徴を持っている」新生・日本代表の初招集は20代前半の4名、森保一監督がそれぞれの特徴を語る

カタール・ワールドカップ(W杯)後、初の活動となる日本代表のメンバーが15日に発表。森保一監督が初招集の4名の印象を語った。 今回のキリンチャレンジカップに向けては26名を招集。DF角田涼太朗(横浜F・マリノス)、DFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)、DF半田陸(ガンバ大阪)、FW中村敬斗(LASKリンツ)が初招集となった。 年齢を見ても角田が23歳、バングーナガンデが21歳、半田が21歳、中村が22歳と若く、この先の日本代表を背負う可能性を秘めている。 森保監督は初招集の4名の印象を聞かれ「それぞれチームでまずは存在感を発揮している選手だと思いますし、スペシャルな特徴を持っている選手たちかなと思います」とコメント。各個人の印象を語った。 「角田に関しては左利きでCBも左SBもできると思っていますし、攻撃力もあって後方からもビルドアップ、数的優位を作り出せる選手だと思っています」 「守備力が国際レベルでどれだけできるのか。攻撃もそうですが、彼の良さを見ていきたいと思いますし、この経験で成長してもらいたいと貰います」 「バングーナガンデ佳史扶。彼も左利きで、FC東京でレギュラーとして左サイドバックで存在感を放っているというところです。彼も攻撃の部分で非常に良い特徴を持って、攻撃に参加できるところ、セットプレーのキッカーとしても良いボールを配球できるという良さがあります」 「守備の部分においては同じFC東京の長友選手と比べるとまだまだ足りないところはあると思いますが、国際試合で必要な強度を培ってもらえれば、間違いなく日本の戦力となり、A代表、オリンピック、FC東京のさらなる戦力アップにつながると思いますので、期待しています」 「半田陸。以前から注目していました。山形時代、森山ジャパンでもアンダー世代で常に招集されて、中心選手として経験を積んでいると。その中で注目して見てきた中で、山形、そして今回ガンバ大阪への移籍で力をつけていっている選手かなと思います」 「良い守備から良い攻撃につなげていくという我々がW杯で勝っていくためにやらなければいけない守備の部分の強度を発揮できて、攻撃につなげられる選手かなと思います」 「中村敬斗。オーストリアで今活躍しているのはご存知かと思いますが、得点という結果と左ウインガーとしてチーム内でもヨーロッパの舞台でも存在感を放っている選手かなと思います」 「私は東京オリンピック世代の監督をさせてもらった時にアンダー世代で招集させてもらっていて、彼の成長も追ってみてきましたが、このプロという世界、代表という舞台でも戦える力をつけてきている選手かなと思います。左サイドから得点につながるようなプレーに期待しています」 いずれもサイドでのプレーに特徴を持つ選手であり、特に守備の3名は日本ではベテラン選手が長く務めたポジションでもある。今後どこまで生き残れるのか、注目が集まる。 2023.03.15 23:23 Wed
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