久保が古巣マドリーから先制弾、ソシエダが10人マドリーに勝利で4位堅守《ラ・リーガ》

2023.05.03 06:57 Wed
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
ラ・リーガ第33節、レアル・ソシエダvsレアル・マドリーが2日に行われ、2-0でソシエダが勝利した。ソシエダのMF久保建英は74分までプレーしている。

前節オサスナ戦では途中出場の久保に今季7ゴール目が生まれた中、2-0と勝利した4位ソシエダ(勝ち点58)は、久保が[4-3-3]の右ウイングでスタメンとなった。

一方、ベンゼマのハットトリックでアルメリアを下した3位マドリー(勝ち点68)は、今後のコパ・デル・レイ決勝、チャンピオンズリーグ準決勝を見据えてベンゼマを招集外に。ヴィニシウスが出場停止のため、3トップはマリアーノ、アセンシオ、ロドリゴが形成した。
立ち上がりからポゼッションしたマドリーは6分、チュアメニのミドルシュートでGKを強襲。さらに9分、CKからミリトンのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKレミロの好守に阻まれた。

序盤のピンチを凌いだソシエダは15分に決定機。久保の右CKからスビメンディがバー直撃のシュートを放った。

しかし24分、FKからミリトンが際どいヘディングシュートを放ったマドリーが前半半ば以降も試合をコントロール。ゴールレスで前半を終えた。

それでも迎えた後半、開始2分にソシエダが先制する。ミリトンのバックパスがクルトワに合わず、狙っていた久保がゴールに蹴り込んだ。

久保の今季8点目で先手を取ったソシエダに対し、追う展開となったマドリーは61分に退場者。カルバハルがムニョスへのタックルで2枚目のイエローカードを受け退場となった。

その後はソシエダが試合をコントロールする中、74分に久保がピッチを後に。81分にバレネチェアのFKでGKクルトワを強襲すると、86分に決定的な追加点。シルバのフィードを受けたバレネチェアがボックス左に侵入。GKクルトワのニアサイドを射抜いた。

勝利したソシエダは連勝で4位を堅守している。

関連ニュース
thumb

「ここでとても快適」、ソシエダの魔術師ダビド・シルバが1年の契約延長!

レアル・ソシエダは4日、元スペイン代表MFダビド・シルバ(37)との契約を1年間延長したことを発表した。これにより、シルバは来シーズンもラ・レアルでプレーすることが決定した。 これまでバレンシア、マンチェスター・シティで活躍したシルバは、2020年夏にソシエダへ加入。ここまで公式戦91試合に出場し、6ゴール18アシストを記録。 今年1月に37歳を迎えたものの、今シーズンもここまで32試合に出場し、直近のレアル・マドリー戦ではチームを2-0の勝利に導く圧巻のパフォーマンスを披露し、イマノル・アルグアシル監督を含め多くのファン・サポーターから激賞を受けていた。 以前から家族と共にサン・セバスチャンでの暮らしに満足感を示し、現役続行を希望していたものの、サウジアラビアからの巨額オファーや故郷であるカナリア諸島でのプレーを希望する発言もあり、来季の去就は不透明だった。 しかし、ここまでのラ・リーガで4位をキープし、チャンピオンズリーグ出場が有力視される中、「ここでとても快適」と語ったラ・レアルで来季もプレーを継続する決断を下した。 <span class="paragraph-title">【動画】魔術師の愛称にちなんだ契約延長発表に</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">La magia no desaparece.<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/Silva2024?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Silva2024</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/WeareReal?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WeareReal</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/AurreraReala?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AurreraReala</a> <a href="https://t.co/5aKsIYl1bu">pic.twitter.com/5aKsIYl1bu</a></p>&mdash; Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) <a href="https://twitter.com/RealSociedad/status/1654177035143479308?ref_src=twsrc%5Etfw">May 4, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2023.05.05 03:52 Fri
twitterfacebook
thumb

「シルバが望めばいつでも契約更新は可能」、ソシエダ指揮官が稀代のマエストロの残留熱望

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、稀代のマエストロの残留を心から希望している。スペイン『アス』が伝えている。 ソシエダは、2日に行われたラ・リーガ第33節のレアル・マドリー戦で2-0の快勝を収めた。 同試合では古巣相手の日本代表MF久保建英の恩返し弾や、マドリーの大幅なターンオーバー、DFダニエル・カルバハルの退場がトピックとなったが、傑出した戦術眼とプレー精度でゲームを支配した元スペイン代表MFダビド・シルバ(37)の圧巻のパフォーマンスが最大の話題となった。 同試合後、イマノル監督は契約が今シーズン限りで、サウジアラビアからの巨額オファーや故郷であるカナリア諸島でのプレーを考慮しているとも言われるベテラン司令塔に言及。そのパフォーマンスに最大級の賛辞を送ると共に、来シーズンの共闘を熱望している。 「私を含めてすべてのファンとクラブが彼に感謝していると思う。彼があの興奮と欲求に満ちたプレーをするのを見るのは、とても楽しいことだ。彼が私たちと一緒にいることを誇りに思うよ。ダビドのようなプレーヤーはほとんどいない」 「彼が我々と一緒にいることは非常に幸運であり、彼が望めばいつでも契約更新は可能だ。我々は、彼がここで働き続けることを望んでいる。彼が望むのであれば、来年もダビドがここにいることに疑いはない。しかし、それはあくまで彼次第だ」 なお、以前から家族と共にサン・セバスチャンでの暮らしに満足感を示す同選手は、現役続行を希望しており、チャンピオンズリーグ出場に近づくラ・レアルでのキャリア継続の可能性は高そうだ。 2023.05.04 07:30 Thu
twitterfacebook
thumb

「来年は100%…」レアル復帰も噂された久保建英がソシエダ残留宣言「みんなが僕を必要としてくれていることを誇りに思う」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、噂話を一蹴。ソシエダでのプレーを宣言した。スペイン『ElDesmarque』が伝えた。 ソシエダは2日、ラ・リーガ第33節でレアル・マドリーと対戦。古巣対戦となった久保は先発出場すると、47分に相手のミスにつけ込んでゴール。今シーズン8点目を古巣から記録した。 チームはその後1点を追加して、2-0で勝利。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できる4位以内をキープした。 久保を巡っては、来シーズンのマドリー復帰の噂が浮上。カルロ・アンチェロッティ監督は「話し合う」とした一方で、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は「来季もチュリ・ウルディン(レアル・ソシエダの愛称)だという思いをハッキリ持っている」と、残留すると強調していた。 その久保は、勝利の後にこの件について問われ、アンチェロッティ監督については「彼は僕とは話をしていません。個人的には恐怖を感じました」とコメント。ソシエダに求められていることを喜び、来シーズンの残留を宣言した。 「試合前の記者会見で、ここで話したんです。この時点で、ラ・レアルの人たちが僕を必要としていないのではないかと恐れていました」 「僕としては、少なくとも来年、みんなが僕を必要としてくれていることを誇りに思うし、とても嬉しいです」 「来年は100%チュリ・ウルディンです」 今季はチームを牽引する活躍を見せ、キャリアハイの成績を残す久保。残りシーズンでCLの出場権を掴み、来季もソシエダのために躍動する姿を見せてもらいたい。 <span class="paragraph-title">【動画】古巣レアル相手に久保建英がゴール!今季8点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="v6g0t8dnpyI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.03 19:25 Wed
twitterfacebook
thumb

「聡明さがゴールに」今季8点目の久保建英、地元紙もレアル撃破の活躍を評価「とても競争力があることを見せた」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、高い評価を受けている。 2日、ラ・リーガ第33節でソシエダ はマドリーとホームで対戦。久保は右サイドで先発出場した。 古巣との対戦であり、トップ4フィニッシュに向けては負けられない一戦。ゴールレスで迎えた後半開始早々の47分に久保が見せつける。 GKティボー・クルトワからのビルドアップをスタートしたマドリー。しかし、パスを受けたエデル・ミリトンが持ち出そうとするが、アレクサンダー・セルロートが猛然とプレス。すると、キャンセルしたミリトンがそのままクルトワにバックパスをするが、不用意に中を確認せずにパスを出すと、クルトワのポジションと合わず。すると、これを狙っていた久保が落ち着いて無人のゴールに蹴り込み、ソシエダが良い時間帯に先制した。 今シーズン8ゴール目、古巣相手にゴールを決めた久保に対し、スペイン『ElDesmarque』は7点(10点満点)の評価を与えた。 「その聡明さから、相手のミスを気にしていた。後半開始直後にそのアグレッシブさが功を奏し、ゴールを決めた」 また、スペイン『Noticias de Gipuzkoa』も7点(10点満点)の評価を与えた。 「彼の最高のパフォーマンスとは言えないが、いつものように全てに気を配り、とても競争力があることを見せて最初のゴールを決めた」 「スビメンディがクロスバーに当てたシーンではクロスを入れた。疲れを知らない彼は、シルバと素晴らしいプレーを見せ続けた」 なお、試合はソシエダが追加点を奪い2-0で勝利。来シーズンのチャンピオンズリーグ出場に向けて大きな勝利を収めることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】古巣レアル相手に久保建英がゴール!今季8点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="v6g0t8dnpyI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.03 18:03 Wed
twitterfacebook
thumb

リーガで失速のマドリー…アンチェロッティ監督「少し一貫性を失った」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督がラ・リーガでの敗北を嘆いた。 2日の第33節で日本代表MF久保建英の所属するレアル・ソシエダと対戦したマドリーは前半こそ試合の主導権を握ったが、ハーフタイム明け早々に失点。その後、61分にDFダニ・カルバハルが退場して数的不利になると、終盤にはさらなる失点を許して0-2で敗れた。 リーグ戦直近3試合で2敗目を喫したアンチェロッティ監督はタイトルが遠くなったリーガでのモチベーション低下を認めつつ、コパ・デル・レイとチャンピオンズリーグ(CL)では違う姿を見せられると強調している。 「前半の我々は良いパフォーマンスだったと思うが、相手に先制点を与えてしまった。それ以降は、試合が難しくなってしまったと思う。低いブロックは機能していたが、後半は悪いスタートだった」 「次の2試合(コパ・デル・レイとCL)では、最大限の集中力とモチベーションを持った、違うチームが見られると確信している。コパ・デル・レイを制し、CL決勝に進出するため、100%の準備ができているチームだ。もちろん、普通はモチベーションだけが光となるわけではない。だが、このチームはその点でかなり特別なのだ」 「敗戦はいつも痛手で、心配にもなる。チームの士気や積極性を落としかねないからね。だが、選手たちがすでにコパ・デル・レイやCLについて考えているのは明確だ。それが試合中の集中力に影響し、結局は失点につながってしまった」 「ここ最近、ラ・リーガでは少し一貫性を失い、レベルが本当に下がってしまった。幸いにもまだ2つの大会に参加しているのだから、それがシーズンの終わりを修正するのに役立つことを祈りたい」 2023.05.03 10:40 Wed
twitterfacebook