ベティスがラモン・プラネス氏を新SDに招へい! 過去にバルサやヘタフェで手腕発揮

2023.05.02 22:45 Tue
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Getty Images
ベティスが、ラモン・プラネス氏(55)を新スポーツディレクター(SD)に招へいしたことを発表した。契約期間は2026年までとなる。

ベティスは今年2月にアントニオ・コルドンSDが一身上の都合によって退団。以降はSD不在の状況が続いていた。

そういった中、クラブはスペイン国内で屈指のリクルーターと評価されるプラネス氏の招へいに動き、この度の公式発表となった。
カタルーニャ出身のプラネス氏は、これまでエスパニョール、トッテナム、エルチェ、ラージョ・バジェカーノ、ヘタフェといったクラブでリクルート部門の責任者を歴任。

2018年にバルセロナの強化部門に招へいされると、2020年からはSD職に近い役割を担い、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホやスペイン代表MFペドリの獲得に尽力。ただ、個人的な事情で2021年に辞職し、昨年7月から今年3月中旬までは古巣ヘタフェで働いていた。

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「多くのランで脅威を与えた」久保建英、守備やカウンターで貢献も攻撃面では厳しい評価「不安定だった」「かなり疲れているようにも」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が厳しい評価を受けることとなった。 25日、ラ・リーガ第31節でソシエダはアウェイでレアル・ベティスと対戦。久保はこの試合は先発に復帰し、[4-3-3]の右ウイングで出場すると、開始6分には右サイドでの仕掛けから、最後は自らフィニッシュに持ち込んだ。 4位と5位の直接対決となったこの日のソシエダは、アウェイであまりリスクを冒して攻め込むことはせず。久保も大きな見せ場はなく試合は終盤を迎えていった。 久保はカウンター時にはボールを運び、守備でもしっかりとハードワークして前線からプレスをかけるなどチームプレーに徹することに。結局試合はそのままゴールレスドローに終わり、ソシエダは5位ベティスとの勝ち点差をキープした。 攻撃面では見せ場があまりなかったソシエダだが、スペイン『ElDesmarque』は久保に5点(10点満点)の評価を与えた。 「攻撃時の判断が上手くいかず、不安定だった」 「この日本人は、ビジャマリンではベストな状態ではなく、かなり疲れているようにも見えた」 また、スペイン『Noticias de Gipuzkoa』も5点(10点満点)をつけた。 「スタートは良かったが、フィニッシュは少なかった」 「多くのランで脅威を与えたが、ラストパスとフィニッシュに欠けていた」 <span class="paragraph-title">【動画】守備面でも徹底したチームプレー。ベティス戦の久保プレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9bse3hxY7a4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.04.26 10:30 Wed
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久保建英フル出場のベティスとのトップ4争い直接対決は膠着のゴールレスドロー…ソシエダが割り切って6pt差を維持《ラ・リーガ》

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