アジア王者へ西川周作は「いつも通り」を強調、ACL制覇をファンと共に「2019年のリベンジをしたい」
2023.05.02 22:35 Tue
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝を控える浦和レッズのGK西川周作がメディア対応。3度目の王者に向けて意気込みを語った。
浦和は2017年以来3度目のアジア王者を目指し、西地区を勝ち上がったアル・ヒラルと決勝で対戦。2019年には決勝で敗れている相手にリベンジを目指している。
4月29日にアウェイで行われた1stレグでは、13分で先制を許しながらも後半早々に興梠慎三のゴールで同点に。その後は相手の退場などもあり、1-1の引き分けに終わった。
アウェイゴールを記録し、引き分けで戻ってきた浦和は、6日にホームの埼玉スタジアム2002でタイトルをかけて対戦。大観衆が集まることが予想されている。
1stレグを引き分けて帰ってきた西川は、結果について「1-1という結果に対してはチームとしてもポジティブで、経験している僕たちもアウェイで1点取れたと。1-0で勝つよりも1-1で帰ってきた方が緊張感が増すのかなと」とコメント。「アウェイゴールを取られてはいけないということを考えても、ポジティブなスコアでした」と、悪くない結果だったと語った。
また、ホームでの試合については「GKとしてはピンチでチームを助けるのがGK。アウェイよりは素晴らしい環境でプレーできると思うので、力に変えて、出ていない選手も素晴らしい仕事をしてくれています」と語り、「ホームの力を借りてプレーできることに喜びを感じてプレーしたいと思います」と、多くの観衆の後押しを受けたいとした。
相手のアル・ヒラルとは3度目のタイトル争い。これまでとの比較については「2017年は非常にチームとしても組織的な戦いをやってきた部分があり、個というよりも組織でした」とコメント。「2019年は外国人枠の個を上手く使って、そこはプラスでした。両方で手強さを感じました」と、組織的な戦いから個が強くなったとした。
そして今回の1stレグについては「今回やってみて思ったのは、組織というよりは個のところでなんとかやろうというところ。より隙はあると思う」とコメント。「自分たちの力は開幕から積み重ねてきたものが試合でも出せてきているので、非常にチームの成長は感じています」と、ここまでの戦いには手応えがあるとし、「立ち上がり悪くても試合の中で修正できることは今の強みだと思っています」と、試合中にも修正できる点は良いところだとした。
泣いても笑ってもこの1試合でタイトルの行方が決定。それを大観衆が訪れるホームで決めることができる。思えば準決勝も劇的な形で勝ち上がっており、ホームの後押しをかなり受けてのものとなった。
ただ、この声援がプレッシャーになる可能性も。それだけファン・サポーターの声は力を持っているが、西川は「いつも通り」にやることが何よりも大事だとした。
「選手としてあのピッチに立てば間違いなくモチベーションも高まるだろうし、今まで感じられていない感情、緊張を感じられる舞台なので、立ってみないとみんなも僕自身もあると思います」
「いつも通り挑むことが大事になってきて、2016年も、2014年のリーグ優勝がかかったG大阪戦も忘れていないですが、イケイケという雰囲気で逆にやられてしまった苦い経験もあります」
「2017年は厚い後押しを受けて1-0で勝利できました。堅い試合になると思いますが、後半はより浦和レッズのサポーターの声援は大きくなると思いますし、自分たちの力になることは想像するだけで鳥肌ものなので、特別何かを言うというよりは、いつも通り挑めるかというところにチャレンジしたいです」
とはいえ、ゴールレスドローであればアウェイゴール差で優勝が決まる浦和。そのゴールにカギをかける仕事を託される西川は、しっかりと耐えて隙をついて行きたいとした。
「リーグ戦も含めてセットプレーでやられていないことは非常にポジティブですが、決勝戦の最後の一戦でやられないように、自信を持つことも大事で、しっかり地に足つけて守り切ることも大事です」
「今までできていることを過信しすぎず、しっかりと自分たちを見つめて守ることが大事だと思います」
「相手は間違いなく点を取りに来ると思っているので、自分たちはそれを利用しながら、逆に点を取りたいと思っているので、緊張感のある戦いになると思っています」
その浦和の優勝を見守るためには6万人を超えるファンが集まるとも言われている。西川はファンに向けてメッセージを送った。
「決勝戦、残り1試合となりました。僕たちは本当に浦和レッズのファン・サポーターの方に支えられながらここに来れたと思います」
「最後全員で、勝って喜んで終われるように、そしてまた世界の舞台へ行けるように全力で戦いたいと思っています。必ず優勝して、2019年のリベンジをしたいと思っています」
浦和は2017年以来3度目のアジア王者を目指し、西地区を勝ち上がったアル・ヒラルと決勝で対戦。2019年には決勝で敗れている相手にリベンジを目指している。
4月29日にアウェイで行われた1stレグでは、13分で先制を許しながらも後半早々に興梠慎三のゴールで同点に。その後は相手の退場などもあり、1-1の引き分けに終わった。
1stレグを引き分けて帰ってきた西川は、結果について「1-1という結果に対してはチームとしてもポジティブで、経験している僕たちもアウェイで1点取れたと。1-0で勝つよりも1-1で帰ってきた方が緊張感が増すのかなと」とコメント。「アウェイゴールを取られてはいけないということを考えても、ポジティブなスコアでした」と、悪くない結果だったと語った。
また、ホームでの試合については「GKとしてはピンチでチームを助けるのがGK。アウェイよりは素晴らしい環境でプレーできると思うので、力に変えて、出ていない選手も素晴らしい仕事をしてくれています」と語り、「ホームの力を借りてプレーできることに喜びを感じてプレーしたいと思います」と、多くの観衆の後押しを受けたいとした。
相手のアル・ヒラルとは3度目のタイトル争い。これまでとの比較については「2017年は非常にチームとしても組織的な戦いをやってきた部分があり、個というよりも組織でした」とコメント。「2019年は外国人枠の個を上手く使って、そこはプラスでした。両方で手強さを感じました」と、組織的な戦いから個が強くなったとした。
そして今回の1stレグについては「今回やってみて思ったのは、組織というよりは個のところでなんとかやろうというところ。より隙はあると思う」とコメント。「自分たちの力は開幕から積み重ねてきたものが試合でも出せてきているので、非常にチームの成長は感じています」と、ここまでの戦いには手応えがあるとし、「立ち上がり悪くても試合の中で修正できることは今の強みだと思っています」と、試合中にも修正できる点は良いところだとした。
泣いても笑ってもこの1試合でタイトルの行方が決定。それを大観衆が訪れるホームで決めることができる。思えば準決勝も劇的な形で勝ち上がっており、ホームの後押しをかなり受けてのものとなった。
ただ、この声援がプレッシャーになる可能性も。それだけファン・サポーターの声は力を持っているが、西川は「いつも通り」にやることが何よりも大事だとした。
「選手としてあのピッチに立てば間違いなくモチベーションも高まるだろうし、今まで感じられていない感情、緊張を感じられる舞台なので、立ってみないとみんなも僕自身もあると思います」
「いつも通り挑むことが大事になってきて、2016年も、2014年のリーグ優勝がかかったG大阪戦も忘れていないですが、イケイケという雰囲気で逆にやられてしまった苦い経験もあります」
「2017年は厚い後押しを受けて1-0で勝利できました。堅い試合になると思いますが、後半はより浦和レッズのサポーターの声援は大きくなると思いますし、自分たちの力になることは想像するだけで鳥肌ものなので、特別何かを言うというよりは、いつも通り挑めるかというところにチャレンジしたいです」
とはいえ、ゴールレスドローであればアウェイゴール差で優勝が決まる浦和。そのゴールにカギをかける仕事を託される西川は、しっかりと耐えて隙をついて行きたいとした。
「リーグ戦も含めてセットプレーでやられていないことは非常にポジティブですが、決勝戦の最後の一戦でやられないように、自信を持つことも大事で、しっかり地に足つけて守り切ることも大事です」
「今までできていることを過信しすぎず、しっかりと自分たちを見つめて守ることが大事だと思います」
「相手は間違いなく点を取りに来ると思っているので、自分たちはそれを利用しながら、逆に点を取りたいと思っているので、緊張感のある戦いになると思っています」
その浦和の優勝を見守るためには6万人を超えるファンが集まるとも言われている。西川はファンに向けてメッセージを送った。
「決勝戦、残り1試合となりました。僕たちは本当に浦和レッズのファン・サポーターの方に支えられながらここに来れたと思います」
「最後全員で、勝って喜んで終われるように、そしてまた世界の舞台へ行けるように全力で戦いたいと思っています。必ず優勝して、2019年のリベンジをしたいと思っています」
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