5戦未勝利で降格圏目前のヘタフェ、フローレス監督解任を発表…後任は未定か

2023.04.27 21:03 Thu
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Getty Images
ヘタフェは27日、キケ・サンチェス・フローレス監督(58)の解任を発表した。

現役時代にスペイン代表として活躍し、レアル・マドリーでもプレー経験のあるフローレス氏。引退後は古巣マドリーの下部組織で指導者キャリアを開始し、2004-05シーズンのヘタフェがラ・リーガ初監督の舞台となった。

その後はバレンシアやアトレティコ・マドリーなどの国内クラブのみならず、中東UAEでも指揮を執り、ワトフォードの指揮官としてプレミアリーグも経験。2021年10月からは約2年のブランク期間を経て、自身3度目となるヘタフェの指揮官に就任した。
しかし、一昨シーズン、昨シーズンのラ・リーガにおける順位はいずれも15位と苦しい残留争いを強いられ、3年目の今シーズンもここまで17位。降格圏の18位バレンシアより1試合消化が多いにもかかわらず、ポイント差は「1」となっており、2部降格の危険性が高いと言える状況だ。

最後の指揮となったのは、26日にホームで行われた第31節のアルメリア戦。この一戦で1-2と敗れ、リーグ戦5試合白星なしとなったことが解任の決定打となった模様だ。

ヘタフェは公式サイトを通じ、「ここに来てからの彼のコミットメントとプロフェッショナリズム、献身に感謝します」とコメントを発表。後任に関する記載はない。

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