ローマの
ジョゼ・モウリーニョ監督がファンに共闘を呼びかけた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
20日にホームでフェイエノールトとのヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグを控えるローマ。アウェイで行われた1stレグを0-1で落としたなかのリターンレグとなる。
モウリーニョ監督は前日会見で、1stレグを落としての2ndレグを制し、突破を決めたザルツブルクとのELプレーオフを引き合いに出しつつ、ファンにも共闘を求めた。
「90分間だけで勝ち抜くためには相手より2点多くゴールをとる必要がある。ザルツブルク戦のようにはいかないだろう。試合が始まってすぐにゴールを決められるか、もっと後になるか…はたまた我々が勝ち抜けるかさえ、確信がないよ」
「我々には、我々を信頼してくれる大きなチームがいる。旗を振るだけでなく、今回はこのスタジアムで一緒に戦うことができる。我々は彼らと過去に素晴らしい経験をした。私は選手と彼らを信頼している」
また、筋肉系トラブルで16日のウディネーゼ戦を欠場した絶対的エース、アルゼンチン代表FW
パウロ・ディバラの状態に言及。先発起用の可否は試合当日の朝に決めると明かした。
「最初からプレーできるかはわからない。明日(20日)の朝、彼が最初からプレーするか、ベンチに座るかを判断するために、何か激しいトレーニングをするつもりだ」
「90分、もしくは120分間プレーしないことは確かだ。ケガでもされたら我々はスロットを失うこととなる。難しい状況ではあるが、ベンチからスタートし、必要なときにピッチに入ることができないわけではない。明日の様子を見よう」
