ワールドカップの裏でいろいろあってたって知ってた? え? 知ってた?! の巻/倉井史也のJリーグ

2022.12.28 22:00 Wed
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
©︎J.LEAGUE
なな、なんと〜!!今年の12月31日は土曜日って、最後の最後まで連載あるじゃないですか。まだABEMAでワールドカップ見直してぼんやりしてたら締め切りが迫っていたのだ!! あら大変。

そしていろんなところから来るメールを見てると、え?1月の第1週から新体制発表会やったりする?そう言えば11月頭にはJリーグが終わってたから、ワールドカップ期間中には各チームとも戦力を整えて、虎視眈々と2023年シーズンの躍進を狙ってるわけですね。

てなことで、今回はあえて今の段階の移籍選手リストを作っておきましょ。そうするとこの年末から年明けで決まった選手ってのがより際立ってくるし。通常ならもうチームの骨格の形成が終わって、あとちょっと足りないところを補ったりする感じだと思うんです。そしてもし、ここから大物が決まるチームがあったら、それはちょっと出遅れ大きいんじゃないってことになるんじゃね?
ということで、あえて12月27日までのリストを作っておくよ。

【札幌】
IN
11/12【MF】スパチョーク(ブリーラム・ユナイテッドFC)
12/02【MF】浅野雄也(広島)
12/12【MF】小林祐希(神戸)
12/22【DF】馬場晴也(東京V)
OUT
11/19【MF】高嶺朋樹(柏)
11/25【GK】中野小次郎(金沢)
11/26【DF】濱大耀(未定)
12/15【MF】井川空(岡山)
12/17【FW】興梠慎三(浦和)

【鹿島】
IN
11/17【FW】師岡柊生(東京国際大学)
11/25【MF】藤井智也(広島)
11/26【FW】知念慶(川崎)
11/30【DF】植田直通(ニーム/フランス)
12/07【GK】パク・ウィジョン(漢陽工業高校/韓国)
12/08【DF】昌子源(G大阪)
12/21【MF】佐野海舟(町田)
12/25【FW】垣田裕暉(鳥栖)
12/26【FW】染野唯月(東京V)
OUT
12/07【GK】山田大樹(岡山)
12/08【MF】和泉竜司(名古屋)
12/12【MF】三竿健斗(サンタ・クララ/ポルトガル)
12/13【MF】下田栄祐(いわき)
12/21【DF】ブエノ(未定)
12/22【DF】林尚輝(東京V)

【浦和】
IN
12/08【GK】吉田舜(大分)
12/13【DF】荻原拓也(京都)
12/15【FW】高橋利樹(熊本)
12/17【FW】興梠慎三(札幌)
OUT
12/12【MF】武田英寿(水戸)
12/19【DF】藤原優大(町田)
12/21【GK】石井僚(群馬)
12/23【DF】工藤孝太(藤枝)
12/26【MF】江坂任(蔚山現代/韓国)

【柏】
IN
11/19【MF】高嶺朋樹(札幌)
11/24【MF】山田康太(山形)
11/30【DF】立田悠悟(清水)
11/30【DF】片山瑛一(清水)
12/06【DF】ジエゴ(鳥栖)
12/07【MF】仙頭啓矢(名古屋)
OUT
11/17【GK】桐畑和繁(未定)
12/01【DF】北爪健吾(清水)
12/09【DF】大南拓磨(川崎)
12/13【FW】森海渡(徳島)
12/13【DF】大嶽拓馬(愛媛)
12/14【DF】上島拓巳(横浜FM)
12/14【MF】ドッジ(サントス/ブラジル)
12/17【FW】ペドロ・ハウル(ヴァスコ・ダ・ガマ/ブラジル)
12/22【DF】高橋祐治(清水)

【FC東京】
IN
11/27【MF】小泉慶(鳥栖)
11/28【FW】仲川輝人(横浜FM)
12/01【DF】徳元悠平(岡山)
12/13【GK】野澤大志ブランドン(岩手)
OUT
11/26【GK】林彰洋(仙台)
11/28【MF】紺野和也(福岡)
11/29【DF】岡崎慎(熊本)
12/01【MF】梶浦勇輝(金沢)
12/05【DF】蓮川壮大(甲府)
12/12【MF】品田愛斗(甲府)
12/13【GK】波多野豪(長崎)
12/15【FW】山下敬大(湘南)
12/18【DF】大森理生(大宮)
12/19【MF】安田虎士朗(栃木)

【川崎】
IN
11/29【FW】瀬川祐輔(湘南)
12/07【GK】上福元直人(京都)
12/09【DF】大南拓磨(柏)
12/20【FW】宮代大聖(鳥栖)
OUT
11/06【GK】丹野研太(未定)
11/26【FW】知念慶(鹿島)
12/07【DF】イサカ・ゼイン(山形)
12/13【FW】五十嵐太陽(山口)
12/13【DF】神谷凱士(甲府)
12/16【FW】宮城天(長崎)
12/19【DF】谷口彰悟(未定)

【横浜FM】
IN
12/01【MF】井上健太(大分)
12/09【GK】白坂楓馬(鹿児島)
12/14【DF】上島拓巳(柏)
12/26【MF】榊原彗悟(ラインメール青森)
12/27【FW】植中朝日(長崎)
OUT
11/24【FW】山谷侑士(未定)
11/25【DF】池田航(未定)
11/28【FW】仲川輝人(FC東京)
12/02【MF】椿直起(千葉)
12/05【MF】樺山諒乃介(鳥栖)
12/13【FW】ンダウ・ターラ(FC大阪)
12/16【FW】津久井匠海(沼津)
12/16【DF】西田勇祐(長野)
12/22【GK】中林洋次(南葛SC)
12/26【DF】平井駿助(MIOびわこ滋賀)
12/27【FW】レオ・セアラ(C大阪)

【横浜FC】
IN
12/06【DF】ンドカ・ボニフェイス(東京V)
12/06【MF】宇田光史朗(興國高校)
12/07【MF】高井和馬(山口)
12/14【DF】吉野恭平(仙台)
12/15【GK】永井堅梧(清水)
12/20【MF】井上潮音(神戸)
12/22【MF】坂本亘基(熊本)
12/25【FW】グエン・コンフオン(ホアンアイン・ザライ/ベトナム)
12/26【DF】橋本健人(山口)
12/26【MF】新井瑞希(東京V)
OUT
11/04【FW】渡邉千真(未定)
11/04【DF】高橋秀人(未定)
11/04【MF】松浦拓弥(未定)
11/24【FW】山谷侑士(横浜FM)
11/24【FW】草野侑己(水戸)
12/07【DF】イサカ・ゼイン(川崎)
12/08【DF】星キョーワァン(秋田)
12/09【MF】古宿理久(未定)
12/16【DF】高木友也(岡山)
12/16【GK】大内一生(鹿児島)
12/19【MF】田部井涼(岡山)
12/20【DF】亀川諒史(福岡)

【湘南】
IN
11/22【DF】柴田徹(早稲田大学)
11/24【GK】馬渡洋樹(岡山)
11/25【MF】小野瀬康介(G大阪)
12/01【DF】吉田新(立正大学)
12/15【FW】山下敬大(FC東京)
12/18【GK】ソン・ボングン(全北現代/韓国)
OUT
11/02【MF】横川旦陽(未定)
11/08【FW】ウェリントン(未定)
11/09【MF】古林将太(未定)
11/29【FW】瀬川祐輔(川崎)
12/07【MF】米本拓司(名古屋)
12/11【DF】福島隼斗(栃木)
12/16【MF】新井光(今治)
12/16【DF】石井大生(ヴィアティン三重)
12/16【GK】真田幸太(ヴィアティン三重)
12/17【DF】蓑田広大(八戸)
12/22【MF】高橋諒(岡山)

【新潟】
IN
12/02【DF】新井直人(C大阪)
12/13【FW】太田修介(町田)
OUT
10/25【FW】アレクサンドレ・ゲデス(未定)
12/14【FW】矢村健(藤枝)

【名古屋】
IN
11/27【MF】ターレス(熊本)
11/30【MF】山田陸(甲府)
12/02【DF】野上結貴(広島)
12/07【MF】米本拓司(湘南)
12/08【MF】和泉竜司(鹿島)
12/20【GK】三井大輝(沼津)
OUT
11/19【MF】レオ・シルバ(未定)
11/22【DF】チアゴ(C大阪)
11/26【DF】吉田晃(未定)
12/07【MF】仙頭啓矢(柏)
12/08【DF】成瀬竣平(山形)
12/15【GK】渋谷飛翔(甲府)
12/19【DF】宮原和也(東京V)

【京都】
IN
11/03【DF】福田心之助(明治大学)
12/05【FW】パトリック(G大阪)
12/06【FW】一美和成(徳島)
12/07【MF】平戸太貴(町田)
12/09【DF】三竿雄斗(大分)
12/13【MF】谷内田哲平(栃木)
12/20【FW】木下康介(水戸)
12/21【DF】イヨハ理ヘンリー(広島)
OUT
11/19【FW】大前元紀(未定)
12/05【FW】ピーター・ウタカ(未定)
12/06【DF】長井一真(水戸)
12/07【GK】上福元直人(川崎)
12/08【MF】武富孝介(甲府)
12/13【DF】荻原拓也(浦和)
12/20【DF】本多勇喜(神戸)
12/22【MF】中野桂太(徳島)

【G大阪】
IN
12/07【MF】杉山直宏(熊本)
12/16【FW】塚元大(金沢)
12/20【DF】佐藤瑶大(仙台)
OUT
11/08【MF】ウェリントン・シウバ(未定)
11/11【FW】レアンドロ・ペレイラ(未定)
11/11【GK】加藤大智(未定)
11/22【MF】芝本蓮(未定)
11/25【MF】小野瀬康介(湘南)
12/05【FW】パトリック(京都)
12/08【DF】昌子源(鹿島)

【C大阪】
IN
11/16【FW】木下慎之輔(C大阪U-18)
11/16【MF】石渡ネルソン(C大阪U-18)
12/07【MF】ジョルディ・クルークス(福岡)
12/27【FW】レオ・セアラ(横浜FM)
OUT
11/22【DF】チアゴ(未定)
11/30【FW】山田寛人(仙台)
12/01【FW】ブルーノ・メンデス(デポルティーボ・マルドナド/ウルグアイ)
12/01【MF】チャウワット(パトゥム・ユナイテッド/タイ)
12/02【DF】新井直人(新潟)
12/05【GK】茂木秀(岐阜)
12/15【FW】アダム・タガート(パース・グローリー/オーストラリア)
12/26【DF】丸橋祐介(BGパトゥム・ユナイテッド/タイ)

【神戸】
IN
12/20【DF】本多勇喜(京都)
OUT
10/30【FW】藤本憲明(未定)
11/09【GK】飯倉大樹(未定)
11/23【DF】小林友希(セルティック/スコットランド)
12/12【MF】小林祐希(札幌)
12/12【MF】郷家友太(仙台)
12/20【MF】井上潮音(横浜FC)
12/25【DF】槙野智章(引退)
12/27【FW】ボージャン・クルキッチ(未定)
12/27【DF】櫻内渚(今治)
12/27【GK】伊藤元太(今治)

【広島】
IN
11/03【MF】越道草太(サンフレッチェ広島ユース)
12/03【MF】松本大弥(金沢)
12/09【GK】田中雄大(秋田)
12/12【DF】志知孝明(福岡)
12/15【MF】小原基樹(愛媛)
OUT
11/25【MF】藤井智也(鹿島)
12/02【DF】野上結貴(名古屋)
12/02【MF】浅野雄也(札幌)
12/15【MF】小原基樹(水戸)
12/15【MF】土肥航大(甲府)
12/21【DF】イヨハ理ヘンリー(京都)

【福岡】
IN
11/26【GK】坂田大樹(いわき)
11/28【MF】紺野和也(FC東京)
12/16【FW】佐藤凌我(東京V)
12/20【DF】亀川諒史(横浜FC)
OUT
10/22【GK】杉山力裕(引退)
10/26【DF】桑原海人(未定)
11/09【FW】東家聡樹(未定)
12/07【MF】ジョルディ・クルークス(C大阪)
12/09【DF】熊本雄太(山形)
12/12【DF】志知孝明(広島)
12/14【FW】フアンマ・デルガド(長崎)
12/16【MF】北島祐二(東京V)

【鳥栖】
IN
11/27【GK】内山圭(藤枝)
11/29【FW】富樫敬真(仙台)
12/05【MF】樺山諒乃介(横浜FM)
12/06【MF】河原創(熊本)
12/09【DF】山崎浩介(山形)
12/09【FW】藤原悠汰(山形)
12/16【DF】アンソニー・アクム(カイザー・チーフス/南アフリカ)
12/20【FW】横山歩夢(松本)
OUT
11/12【GK】深谷圭佑(未定)
11/20【MF】相良竜之介(仙台)
11/26【GK】板橋洋青(未定)
11/27【MF】小泉慶(FC東京)
11/30【FW】ドゥンガ(未定)
12/05【FW】梶谷政仁(秋田)
12/06【DF】ジエゴ(柏)
12/09【DF】松本大輔(山口)
12/15【FW】荒木駿太(町田)
12/16【MF】湯澤洋介(未定)
12/20【FW】宮代大聖(川崎)
12/25【FW】垣田裕暉(鹿島)

おっとずいぶんいたもんだ。さてこれからどこまで動きますやら、新年をお楽しみに。それではよい年をお迎えください!!


【倉井史也】
試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。

関連ニュース
thumb

前半リードするってそんなにいいことなの?どうなの?! の巻/倉井史也のJリーグ

最近ね、前半リードして終わるって実はヤバいんじゃないかと思うわけですよ。だって勝ってハーフタイムを迎えたら、どうしても「このままいっちゃおう」ってことになるわけでしょ? もしかしたら「あと1点取ろう」っていうのと「しばらくこのままで相手が焦りだしたら攻めよう」という、わずかに違ったニュアンスで思う選手もいると思うんですよ。でも後半失点しちゃったら、「このあとどうしよう」ってことになるじゃないですか。 でもって負けてるチームだったら、ハーフタイムは「やるしかない」ってことで一致できますよね。1点取ったら「よっしゃ、もう1点」ってことになるし、こっちはもう単純。 なんてことをモヤモヤ想像してたので、ちょっと今季のデータを調べてみたよ!! まずは現在の1試合あたりの勝点で並び替えた順位表は 順:チーム|勝/試得|失点差 1:神戸|2.09/15 2:広島|2.00/6 3:横浜FM|1.91/9 4:浦和|1.89/5 5:名古屋|1.82/7 6:福岡|1.64/1 7:C大阪|1.55/1 8:鹿島|1.45/3 9:FC東京|1.36/1 10:川崎|1.36/0 11:札幌|1.18/-1 12:京都|1.18/-1 13:鳥栖|1.10/-6 14:新潟|1.09/-4 15:湘南|1.00/1 16:柏|0.91/-7 17:G大阪|0.64/-12 18:横浜FC|0.55/-18 でもって、これを前半リードしているときの勝率で並び替えると、 順:チーム|勝率/試|得失点差 1:横浜FM|1.00/9 2:広島|1.00/6 3:浦和|1.00/5 4:川崎|1.00/0 5:鳥栖|1.00/-6 6:G大阪|1.00/-12 7:神戸|0.83/15 8:鹿島|0.80/3 9:C大阪|0.80/1 10:FC東京|0.75/1 11:湘南|0.67/1 12:名古屋|0.60/7 13:札幌|0.60/-1 14:新潟|0.50/-4 15:柏|0.50/-7 16:福岡|0.00/1 17:京都|0.00/-1 18:横浜FC|0.00/-18 なんと!! こんな感じに。だけど何となく違和感ありますよね。じゃあってことで、前半リードした試合数/試合数で並び替えたんですよ。すると 順:チーム|前/試|得失点差 1:神戸|0.55/15 2:名古屋|0.45/7 3:鹿島|0.45/3 4:C大阪|0.45/1 5:札幌|0.45/-1 6:FC東京|0.36/1 7:新潟|0.36/-4 8:浦和|0.33/5 9:横浜FM|0.27/9 10:湘南|0.27/1 11:川崎|0.18/0 12:柏|0.18/-7 13:広島|0.10/6 14:鳥栖|0.10/-6 15:福岡|0.09/1 16:京都|0.09/-1 17:G大阪|0.09/-12 18:横浜FC|0.00/-18 あれ?なんかかなり違和感がなくなる。でもやっぱりちょっと不思議な感じ……ってのは横浜FMなんかが原因ですね。横浜FM、前半リードすれば必ず勝つけど、前半あまりリードできなくても後半爆発して勝っちゃってるわけです。広島なんてさらに極端。 ってことで、今季は先行逃げ切り型と後半追い上げ型の両チームが現在競ってる感じです。でもって立てた仮説「前半リードはあまりよくないんじゃない?」ってのは一部のチームにしか当てはまらないことがハッキリしました。ちゃんちゃん。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2023.05.06 09:30 Sat
twitterfacebook
thumb

今回はプレーを阻むものは何かという高尚なお話しでございまする?! の巻/倉井史也のJリーグ

えっと先週、「アクチュアル・プレーイングタイム」についてお知らせするよって書きました。え?書いてない?そもそも「アクチュアル・プレーイングタイム」って何? 実際にボールが動いてプレーが行われてる時間を「アクチュアル・プレーイングタイム」って言うんです。ほら、先週「ゲームがスムーズに流れる要素」って書いたじゃないですか。サッカーの競技時間は90分なんですけど、いろんなことで止まることがあって、実際にプレーしている時間って大体60分ぐらいって言われてるんですよ。 でもって去年のカタールワールドカップあたりじゃ、アディショナルタイムが「7分」とかありましたよね。今、FIFAはきちんとプレー時間を確保しようとする方向に動いていて、だんだんしっかり時間を計測するようになってきてるんです。もしかしたらフットサルみたいにボールが出たら時計を止めるようになるのかも。そのときは試合時間も短くなるんでしょうけどね。 じゃあ、どんな要素で「アクチュアルプレーイングタイム」が削られていってるか。VARが入ることで「待ち」も多くなるので、そんなところも関係してるんですけど、今シーズンのJ1で考えてみました。データは8節終了時点です。 総試合数: 144(18チーム×8節) 総反則数:2056 総退場者数:13 総CK数: 689 総PK数::16 総得点数: 193 ってことから計算すると 1試合あたりの1チームの反則数:14.28 1試合あたりの1チームの退場者数 0.09 1試合あたりの1チームのCK数: 4.78 1試合あたりの1チームのPK数: 0.11 1試合あたりの1チームの得点数: 1.34 で、データを取ってるわけじゃないんですけど、1度の反則で試合が止まる時間を10秒、退場者が出てVARで確認したりする時間を180秒、CKにかける時間を30秒、PKになってVARが検証してプレーが再開されるまでの時間を240秒、得点で大喜びしてセンターラインに戻るまでの時間を60秒として計算すると、1試合で両チーム合わせて (14.28×10+0.09×180+4.78×30+0.11×240+1.34×60)×2=818.4 つまりこの要素だけでも、1試合あたり818.4秒、約14分ほどボールは止まるんですよね。あ、ってことは前後半7分ぐらいのアディショナルタイムは妥当って感じ? そしてさらに「アクチュアル・プレーイングタイム」を削る要素としてはスローインの時にやたら時間を使ったり、選手が接触で倒れたり、もうかなり見なくなってきたけどシミュレーションだったりと、そういうことがあるんです。 ってことで、今週はとてもお勉強になる回でした。そして最後に言いたい!! 試合中、いろんなことで時間を使っては体力を回復させてきた自分としては、ぜひ見逃してもらいたい!! 試合時間、全部走ったら体に悪い。ということで、これ以上のこの追求は終わりにします。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2023.04.22 12:40 Sat
twitterfacebook
thumb

いろんなファウルが取り上げられるから今週は調べてみたよ?! の巻/倉井史也のJリーグ

最近ね、いろんなファウルが話題じゃないですか。VARが入っていろいろ細かく見られるようになったってのも要因のような気がするんですけどね。そう言えば学生時代、いっつも「大げさだ」ってファウル取ってもらえなかったの思い出しますよ。今だったらきっと……「大げさだ」って言われるかもしれないんですけど。 ってことで、今週はこれまでのJ1リーグ、どのチームのファウルが少なかったか調べてみましたよ。時代によってファウルをとってもらえなかったり、やたらファウルに取られたりってことがあるのもお忘れなく!! 順位チーム名(1)試合数(2)ファウル数(3)1試合あたりのファウル数 1:徳島 (1) 72 (2) 928 (3) 12.9 2:横浜FC (1) 113 (2) 1,629 (3) 14.4 3:松本 (1) 68 (2) 988 (3) 14.5 4:山形 (1) 136 (2) 2,076 (3) 15.3 5:川崎F (1) 653 (2) 9,993 (3) 15.3 6:甲府 (1) 272 (2) 4,180 (3) 15.4 7:仙台 (1) 472 (2) 7,254 (3) 15.4 8:長崎 (1) 34 (2) 524 (3) 15.4 9:鳥栖 (1) 385 (2) 6,052 (3) 15.7 10:大分 (1) 370 (2) 6,104 (3) 16.5 11:大宮 (1) 408 (2) 6,731 (3) 16.5 12:新潟 (1) 479 (2) 8,138 (3) 17.0 13:C大阪 (1) 751 (2)12,818 (3) 17.1 14:浦和 (1)1,001 (2)17,188 (3) 17.2 15:清水 (1) 990 (2)17,008 (3) 17.2 16:広島 (1) 967 (2)16,666 (3) 17.2 17:FC東京 (1) 739 (2)12,899 (3) 17.5 18:G大阪 (1) 997 (2)17,514 (3) 17.6 19:札幌 (1) 377 (2) 6,696 (3) 17.8 20:湘南 (1) 539 (2) 9,719 (3) 18.0 21:横浜FM (1)1,031 (2)18,724 (3) 18.2 22:名古屋 (1) 997 (2)18,310 (3) 18.4 23:神戸 (1) 801 (2)14,749 (3) 18.4 24:福岡 (1) 367 (2) 6,925 (3) 18.9 25:柏 (1) 849 (2)16,036 (3) 18.9 26:磐田 (1) 848 (2)16,119 (3) 19.0 27:鹿島 (1)1,031 (2)20,082 (3) 19.5 28:京都 (1) 393 (2) 7,772 (3) 19.8 29:千葉 (1) 578 (2)11,748 (3) 20.3 30:東京V (1) 476 (2)10,567 (3) 22.2 31:横浜F (1) 228 (2) 5,136 (3) 22.5 :合計 (1)17,422 (2)311,273 (3) 17.9 今季のJ1チームでこれまで実績で言えば横浜FCはずば抜けてファウルが少なくて、川崎Fもこれだけ強くてファウルが少ないって素晴らしいじゃないですか。でもって鳥栖はタフなイメージがあるけど、その実クリーンだって数字は物語ってます。 あと考えなきゃいけないのは、1チームあたりの平均ファウル数が約18回ってことは、1試合で両チーム合わせて36回のファウルがあって、これって2分30秒ごとに1回ファウルがあるってことなんですよ。つまりファウルからのリスタートをどれくらい早くできるかってことがゲームがスムーズに流れる要素ってこと。ってなことも今度しっかりやるからね〜。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2023.04.15 12:00 Sat
twitterfacebook
thumb

もし昔の「言われ」のとおりなら今ごろとんでもない得点が?! の巻/倉井史也のJリーグ

あ、何か前回のコラムのデータって一部の人に刺さったらしくていろいろメッセージいただいたんですよ。「意外にPK多いんすね」とか「意外にPK決まらないすね」とか「意外にPK少ないんすね」とか「横浜FCのPKって必殺」とか。で、気を良くして今週もやたらたくさんのデータを提供しちゃおうかなって。 昔って「CKが3本あれば1点」とか言ってた時代があるらしいっす。今や専門のセットプレーコーチができちゃって、なかなか実を結ばなくなってる気がしないでもないんですけど、どうなんでしょ? ってのを検証してみたよ。 ということで、今週はこれまでの全J1リーグで、どのチームがCKからの得点率が高いか調べてみたよ。すると!! 順位:チーム名|(1)試合数|(2)CK数|(3)CKからの得点数|(4)得点率 1:鹿島 | (1)1030 | (2)5544 | (3)147 | (4)0.027 2:磐田 | (1)848 | (2)4567 | (3)121 | (4)0.026 3:C大阪 | (1)750 | (2)3720 | (3)96 | (4)0.026 4:柏 | (1)848 | (2)4390 | (3)109 | (4)0.025 5:横浜FM | (1)1030 | (2)5697 | (3)142 | (4)0.025 6:清水 | (1)990 | (2)5256 | (3)131 | (4)0.025 7:浦和 | (1)1000 | (2)5422 | (3)128 | (4)0.024 8:川崎F | (1)652 | (2)3529 | (3)86 | (4)0.024 9:神戸 | (1)800 | (2)3820 | (3)90 | (4)0.024 10:大宮 | (1)408 | (2)1790 | (3)42 | (4)0.023 11:FC東京 | (1)738 | (2)3874 | (3)89 | (4)0.023 12:名古屋 | (1)996 | (2)5227 | (3)121 | (4)0.023 13:京都 | (1)392 | (2)1892 | (3)44 | (4)0.023 14:G大阪 | (1)996 | (2)5117 | (3)120 | (4)0.023 15:千葉 | (1)578 | (2)3107 | (3)69 | (4)0.022 16:横浜FC | (1)112 | (2)449 | (3)10 | (4)0.022 17:広島 | (1)966 | (2)4835 | (3)108 | (4)0.022 18:東京V | (1)476 | (2)2434 | (3)52 | (4)0.021 19:横浜F | (1)228 | (2)1212 | (3)25 | (4)0.021 20:湘南 | (1)538 | (2)2728 | (3)57 | (4)0.021 21:鳥栖 | (1)384 | (2)1769 | (3)38 | (4)0.021 22:長崎 | (1)34 | (2)142 | (3)3 | (4)0.021 23:徳島 | (1)72 | (2)245 | (3)5 | (4)0.02 24:大分 | (1)370 | (2)1550 | (3)31 | (4)0.02 25:新潟 | (1)478 | (2)2390 | (3)45 | (4)0.019 26:福岡 | (1)366 | (2)1585 | (3)28 | (4)0.018 27:甲府 | (1)272 | (2)1157 | (3)19 | (4)0.016 28:松本 | (1)68 | (2)303 | (3)4 | (4)0.013 ってことに。 つまり1位の鹿島で1点を取るには37回の、28位の松本だと77回のCKが必要で、これまでのJリーグ全体の試合数が1万7404試合、CKが8万8266回だったことを考えると、1試合当たりの1チームの平均CK数は5回、つまり鹿島でも8試合に1回、松本だと16試合必要ってことです。 ただ、最近はVARでCKのゴール前での駆け引き、しっかり見られちゃってますからね。「鹿島ですら8試合に1回しか点取ってないから」と思ってたら痛い目に遭っちゃいそうですよ。でもって、昔の「3本で1点」とかだったら、今ごろCKからだけで2万9422点ぐらい入っちゃってます。え? J1ってこれまで2万4944点しか入ってないんですけど(笑)。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2023.04.08 13:00 Sat
twitterfacebook
thumb

今週もきっとVARの介入があると思うから調べといたよ?! の巻/倉井史也のJリーグ

ウルグアイ戦で伊東純也のPKかも! と思われるシーンが取り消しになってしまったわけですが!! やっぱりVARでハラハラするのって、「PKかPKじゃないか」っていう場面じゃないですか。でもって、いろんなチームのサポーターが「うちのチームはPK取ってもらってない」と感じてると思うんですよ。 ということで、今週はこれまでの全J1リーグで、各チームの (1)試合数(2)PK獲得数(3)1試合当たりのPK数(4)得点数(5)PK成功率 を調べてみたよ!! 3月31日には柏vs浦和があったけど、他のチームと揃えるために今節の前までにしてます。すると…… 鹿島:(1)1,029|(2)109|(3)0.106|(4)82|(5)0.752 浦和:(1)999|(2)153|(3)0.153|(4)117|(5)0.765 大宮:(1)408|(2)32|(3)0.078|(4)27|(5)0.844 千葉:(1)578|(2)75|(3)0.130|(4)63|(5)0.840 柏:(1)847|(2)77|(3)0.091|(4)55|(5)0.714 FC東京:(1)737|(2)78|(3)0.106|(4)68|(5)0.872 東京V:(1)476|(2)68|(3)0.143|(4)56|(5)0.824 川崎:(1)651|(2)80|(3)0.123|(4)60|(5)0.750 横浜FM:(1)1,029|(2)104|(3)0.101|(4)75|(5)0.721 横浜FC:(1)111|(2)3|(3)0.027|(4)3|(5)1.000 横浜F:(1)228|(2)28|(3)0.123|(4)22|(5)0.786 湘南:(1)537|(2)58|(3)0.108|(4)44|(5)0.759 甲府:(1)272|(2)19|(3)0.070|(4)17|(5)0.895 松本:(1)68|(2)6|(3)0.088|(4)5|(5)0.833 新潟:(1)477|(2)45|(3)0.094|(4)38|(5)0.844 清水:(1)990|(2)90|(3)0.091|(4)70|(5)0.778 磐田:(1)848|(2)131|(3)0.154|(4)102|(5)0.779 名古屋:(1)995|(2)114|(3)0.115|(4)93|(5)0.816 京都:(1)391|(2)35|(3)0.090|(4)24|(5)0.686 G大阪:(1)995|(2)112|(3)0.113|(4)92|(5)0.821 C大阪:(1)749|(2)77|(3)0.103|(4)61|(5)0.792 神戸:(1)799|(2)70|(3)0.088|(4)58|(5)0.829 広島:(1)965|(2)96|(3)0.099|(4)79|(5)0.823 徳島:(1)72|(2)3|(3)0.042|(4)2|(5)0.667 福岡:(1)365|(2)24|(3)0.066|(4)18|(5)0.750 鳥栖:(1)383|(2)36|(3)0.094|(4)30|(5)0.833 長崎:(1)34|(2)3|(3)0.088|(4)3|(5)1.000 大分:(1)370|(2)19|(3)0.051|(4)15|(5)0.790 ななな、なんと!!柏戦で浦和J1通算1000試合おめでとう!! いや、このデータ関係ないけど!! <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2023.04.01 13:00 Sat
twitterfacebook