だいたい強いチームって終盤戦にやたら勝ってるイメージありません?! の巻/倉井史也のJリーグ
2022.10.29 08:15 Sat
そりゃ横浜F・マリノスは「2連勝すれば優勝!!」って思ってるだろうし、川崎は「ここらで逆転!!」って思ってるだろうし。いやはや、すっかり横浜FMの優勝ムードが漂っていたのが一転、何かすごい面白いデッドヒートになってるんですけど。
でもさ、そもそもこんな強い2チームが最後の2戦で、1つでも負けるなんてことあるんですか?ちょっとそこ、調べておきたいんだけど。
とうことで、今回は横浜FMと川崎が残り2節、どんな戦いをしてきたかを2005年から探ってみましょう。いつもどおり、2015年と2016年の2ステージ制、そして降格がなかった2020年シーズンを除きます。すると……
【横浜FM】
2005年:1△1C大阪 / 1△1大宮
2006年:0●1大分 / 2○0千葉
2007年:1○0新潟 / 0△0神戸
2008年:2○0東京V / 6○1浦和
2009年:2○0清水 / 0△0山形
2010年:2○0G大阪 / 0●2大宮
2011年:0●3川崎 / 1△1鹿島
2012年:2○0札幌 / 1○0鳥栖
2013年:0●2新潟 / 0●1川崎
2014年:1○0新潟 / 1△1FC東京
2017年:2△2仙台 / 1○0浦和
2018年:1●2鳥栖 / 1●2C大阪
2019年:4○1川崎 / 3○0FC東京
2021年:2○0神戸 / 1△1川崎
【川崎】
2005年:1△1FC東京 / 2●4G大阪
2006年:3○2鹿島 / 3○1C大阪
2007年:3○0広島 / 1△1大宮
2008年:4○0神戸 / 2○0東京V
2009年:1○0新潟 / 3○2柏
2010年:1△1浦和 / 1△1仙台
2011年:3○0横浜FM / 1●2磐田
2012年:2○1清水 / 2△2C大阪
2013年:1○0大分 / 1○0横浜FM
2014年:1△1広島 / 2○1神戸
2017年:1○0浦和 / 5○0大宮
2018年:2○0FC東京 / 2○1磐田
2019年:1●4横浜FM / 2○1札幌
2021年:4○1G大阪・1△1横浜FM
なんと!! 調べた14年の中で、最後2連勝でフィニッシュしているのは横浜FMが3回、川崎は6回!! そしてそれぞれの年の残り2節の勝ち点を調べると
年 横浜FM 川崎
2005年:2 > 1
2006年:3 < 6
2007年:4 = 4
2008年:6 = 6
2009年:4 < 6
2010年:3 > 2
2011年:1 < 3
2012年:6 > 4
2013年:0 < 6
2014年:4 = 4
2017年:4 = 6
2018年:0 < 6
2019年:6 > 3
2021年:4 = 4
すると横浜FMの4勝5分5敗でほぼ互角。勝点が互角なら横浜FM、2連勝の多さでいうと川崎ってことになりますが、天皇杯、ルヴァンカップと「J1有利」「下位チーム有利」という数字からの予想が見事にひっくり返る結末ですからね。今週は何となくの傾向が出なかったけど、そっちのほうがよかったのかも……。
【倉井史也】試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。
でもさ、そもそもこんな強い2チームが最後の2戦で、1つでも負けるなんてことあるんですか?ちょっとそこ、調べておきたいんだけど。
とうことで、今回は横浜FMと川崎が残り2節、どんな戦いをしてきたかを2005年から探ってみましょう。いつもどおり、2015年と2016年の2ステージ制、そして降格がなかった2020年シーズンを除きます。すると……
2005年:1△1C大阪 / 1△1大宮
2006年:0●1大分 / 2○0千葉
2007年:1○0新潟 / 0△0神戸
2008年:2○0東京V / 6○1浦和
2009年:2○0清水 / 0△0山形
2010年:2○0G大阪 / 0●2大宮
2011年:0●3川崎 / 1△1鹿島
2012年:2○0札幌 / 1○0鳥栖
2013年:0●2新潟 / 0●1川崎
2014年:1○0新潟 / 1△1FC東京
2017年:2△2仙台 / 1○0浦和
2018年:1●2鳥栖 / 1●2C大阪
2019年:4○1川崎 / 3○0FC東京
2021年:2○0神戸 / 1△1川崎
【川崎】
2005年:1△1FC東京 / 2●4G大阪
2006年:3○2鹿島 / 3○1C大阪
2007年:3○0広島 / 1△1大宮
2008年:4○0神戸 / 2○0東京V
2009年:1○0新潟 / 3○2柏
2010年:1△1浦和 / 1△1仙台
2011年:3○0横浜FM / 1●2磐田
2012年:2○1清水 / 2△2C大阪
2013年:1○0大分 / 1○0横浜FM
2014年:1△1広島 / 2○1神戸
2017年:1○0浦和 / 5○0大宮
2018年:2○0FC東京 / 2○1磐田
2019年:1●4横浜FM / 2○1札幌
2021年:4○1G大阪・1△1横浜FM
なんと!! 調べた14年の中で、最後2連勝でフィニッシュしているのは横浜FMが3回、川崎は6回!! そしてそれぞれの年の残り2節の勝ち点を調べると
年 横浜FM 川崎
2005年:2 > 1
2006年:3 < 6
2007年:4 = 4
2008年:6 = 6
2009年:4 < 6
2010年:3 > 2
2011年:1 < 3
2012年:6 > 4
2013年:0 < 6
2014年:4 = 4
2017年:4 = 6
2018年:0 < 6
2019年:6 > 3
2021年:4 = 4
すると横浜FMの4勝5分5敗でほぼ互角。勝点が互角なら横浜FM、2連勝の多さでいうと川崎ってことになりますが、天皇杯、ルヴァンカップと「J1有利」「下位チーム有利」という数字からの予想が見事にひっくり返る結末ですからね。今週は何となくの傾向が出なかったけど、そっちのほうがよかったのかも……。
【倉井史也】試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。
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